動画広告配信ソリューションを提供するGlassView(グラスビュー)は、RealEyes(リアルアイズ)のAIを用いた顔認識技術を活用し、視聴者の表情から「感情」を測定する動画広告配信サービス「GlassView Emotion(グラスビュー エモーション)」の提供を開始した。
同サービスでは、動画広告を見ている視聴者の一つひとつの微細な顔の動作を、基本的な感情指標である「喜び」「驚き」「混乱」「悲しみ」「嫌悪」「恐れ」に分類。その結果をほぼリアルタイムでダッシュボードに反映する。これにより、これまで定性的な目視やアンケートでしか確認できなかった「動画のどの瞬間に一番いい反応をしているか」といったことを、定量的に把握することが可能になる。
同サービスを活用することで、広告主は動画広告に対する受容セグメント(地域別、性別、年齢別)の発見や、ターゲティングの最適化、動画広告クリエイティブのA/Bテストなどを行うことができる。
すでに米LGエレクトロニクス社や、カリフォルニア州ロザンゼルスの観光プロモーションにおいて活用されており、高い効果を出している。
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