2018年9月20日(木)~21日(金)に開催される「MarkeZine Day 2018 Autumn」。21日13時50分からのセッション「広告を必要としないスノーピークから考える、コミュニティの重要性」では、株式会社スノーピーク 取締役 執行役員 営業本部長の高井文寛氏と、コミュニティマーケティングコンサルタントの松澤亜美氏を招き、「コミュニティ」の重要性についてディスカッションを行う。
■開催概要
イベント名称:MarkeZine Day 2018 Autumn
登壇セッション:広告を必要としないスノーピークから考える、コミュニティの重要性
日時:2018年9月21日(金)13:50~14:35
会場:ソラシティカンファレンスセンター(御茶ノ水)
スピーカー:株式会社スノーピーク 取締役 執行役員 営業本部長 高井文寛氏
コミュニティマーケティング コンサルタント 松澤亜美氏
参加:無料
世界一ユーザーに近い会社として知られるスノーピーク。ここ数年で多くの企業がコミュニティの重要性に気付き始めていますが、同社は1998年からキャンプイベント「Snow Peak Way」を毎年開催するなど、いち早くコミュニティを取り入れた活動を展開しています。
同社の熱狂的なファン「スノーピーカー」はいかにして生まれたのか? 同社の戦略のベースにある考え方を探りつつ、コミュニティマーケターの松澤亜美氏がユーザーコミュニティの実態に切り込みます。
両氏は、今回の登壇に向けて、次のように話しています。
「スノーピークには、『アウトドアメーカー』『キャンプ用品』というイメージをもっていただいている方が多いと思いますが、私たちの社会的使命は『人間性の回復』であり、そのために『自然指向のライフスタイルを提案し、実現すること』がミッションです。こうした考えのもと、近年では様々な新領域への事業展開を進めています。
これらの新規事業を進める中で、スノーピークがこれまで培ったブランドを評価いただき、新たな事業にもご期待いただく場面に多く出会いました。その評価を支える大きな要素は、今回のテーマでもある、30万人を超える会員ユーザー様の存在、スノーピーカーのコミュニティです。
私たちがどのようにお客様との関係性を深めてきたのか。お客様への感謝とともに、お伝えできればと思っています」(高井氏)
「ここ1~2年でよく耳にするようになった『コミュニティマーケティング』。これには色々な定義がありますが、スノーピークさんはとにかく既存顧客に向かい合い、それが結果的にプラスの効果を広げているように感じられます。商品のユーザー体験をオンライン・オフラインで表現できる場を作っていった背景や、運営について具体的に切り込んでいけたらと思います」(松澤氏)