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動画はサクッと、流行には敏感だけど冷めるのも早い?イマドキ女子のスマホ事情【インテージ調査】

 インテージは、「“イマドキ女子”のスマホ事情」をテーマに、女子高生・女子大生・新社会人女性へスマートフォン利用に関する調査を実施した。なお調査には、同社のメディア資料ログデータ、i-SSP (インテージシングルソースパネル)のデータを利用している。

動画はサクッと、流行には敏感だが冷めるのも早い

 1日あたりの各デバイスの利用時間について、50代男性と60代男女はテレビの利用時間が一番長いものの、それ以外の年代はスマホの使用時間が一番長い結果に。一方で、イマドキ女子においては、次のようなインタビューの声もある(2017年7月同社実施)。日常のコミュニケーションでSNSを複数駆使し、移動などの隙間時間でも動画をサクッとチェック、流行りに敏感で覚めるのも早い、というイマドキ女子のスマホの使い方が見える。

「SNSアカウントの複数使い分けは常識。私は4個だけど50個の友達もいる」(大学生)

「Instagramでおしゃれなお店の写真をUPすると、友達がメッセージで『行きたいねー』と反応してくる。そのあとは具体的な話はLINEでグループを作って相談する。1つの話の流れでもSNSは使い分ける」(高校生)

「5分の動画であれば電車で見る、というか見終わりたい。テンポは重要」(社会人)

「Vineの影響で5秒程度の動画に慣れてしまった」(高校生)

「SNOWはあんなに流行っていたけどもう使ってない。一周回って今はオーソドックスなアプリしか使わない」(大学生)

TVのプライムタイムでもスマホ利用時間が1.5~2倍長い

 次に下図は、i-SSPのデータを用いてイマドキ女子のテレビとスマホの利用時間を時間帯ごとに示したものだ。比較対象として性年代計(TOTAL)の利用状況も示している。

 下図では、どちらの属性でもほとんどの時間帯で、スマホの利用時間がテレビを大きく上回っている。

 TOTALでは、在宅率の高い19~22時台のプライムタイムに、テレビの視聴がスマホの利用時間を上回る。イマドキ女子もプライムタイムにテレビ視聴のピークを迎えるものの、TOTALほどの大きな山にはならず、この時間帯においてもスマホの利用時間のほうが1.5~2倍長い。

22時台に利用しているスマホアプリは?

 続いて、スマホ利用のピークを迎える22時台のi-SSPのデータを分析した。

 その結果、アプリ利用時間の構成比は、「SNS」20.4%(TOTAL9.2%)、「写真・ビデオ」16.5%(TOTAL10.9%)、「ゲーム」14.4%(TOTAL19.7%)がトップ3だった。

 さらに下記図は、アプリの利用率ランキングだ。トップはLINE、次いでChromeブラウザ、Twitterが並んでいる。また、イマドキ女子とTOTALで利用率の差が大きかったのは、pixiv、niconico(ニコニコ動画/ニコニコ生放送)、Twitter、Yahoo!乗換案内、Instagram、メルカリなどだ。

Twitterは実用ツール、Instagramは娯楽メディア?

 TwitterとInstagramそれぞれについて、イマドキ女子の利用理由をi-SSPで調査。その結果、Twitterは「知人とのコミュニケーション」「知りたい情報を探すため」「新しい情報を得るため」という答えが。Instagramは「時間つぶしにちょうどいい」「楽しいから」「新しい情報を得るため」という3つの答えが多かった。

 Twitterは情報・コミュニケーションの実用ツールとして、Instagramは娯楽メディアとして利用されている様子がわかる。

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2018/08/31 13:00 https://markezine.jp/article/detail/29159

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