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認知度・インパクトでリッチ広告がバナー広告を上回る【cci・エキサイト・ビデオリサーチによる効果検証】

 今回の調査では、同一の掲載ポジションで通常バナー広告を掲載した場合とリッチ広告を実施した場合の効果差異検証を行い、リッチ広告自体に対する興味・関心、好感度などユーザー意向の検証が行われた。調査対象はエキサイト利用者の15歳以上の男女、有効回答数は2,131サンプル(エキスパンド広告接触者369人、非接触者1,762人)となっている。調査では、エキサイトトップページ上に、エキスパンド広告(エキサイトTop Pageフローティング広告)を掲載して行われた。

 発表された資料によると、リッチ広告の認知は通常バナー広告の認知を大きく上回っており、バナー広告を「見た」と回答した人が36.6%なのに対して、リッチ広告は52.0%。さらに「見た」+「見たような気がする」の合計は、バナーでは77.0%なのに対してリッチ広告は81.3%にのぼっている。広告イメージにおいても「個性がある」「インパクトがある」「先進的である」のいずれの項目においてもバナー広告を上回っている。

 また、広告接触後の消費者の態度変容を「商品サイトにアクセスしたい」「商品をネットで検索したい」「商品を詳しく知りたい」「商品を購入したい」の4つのフェイズで見た場合、いずれのフェイズでもリッチ広告がバナー広告を上回った。

 公開掲載された、リッチ広告はオンマウスやクリックによって、広告スペースが一時的により大きなスペースに拡大するエキスパンド広告。こうしたリッチ広告に対する視聴意向を見ると、約半数が「非常に見てみたい」「やや見てみたい」と好意的。年代別では、M1(20~34歳の男性)、F1(20~34歳の女性)の6割から7割、および若年層で高いスコアとなった。

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

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MarkeZine(マーケジン)
2008/03/17 13:50 https://markezine.jp/article/detail/2921

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