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2018年も「君の名は。」がトップ!あの作品のリーチ力・市場規模は?【博報堂DYMP&博報堂調査】

2018/10/26 08:00

 博報堂DYメディアパートナーズと博報堂の共同研究プロジェクト「コンテンツビジネスラボ」は、「コンテンツファン消費行動調査」の2018年版を実施した。

 同調査は、音楽やアニメなど全11カテゴリー、計1,007にものぼるコンテンツの「リーチ力」「支出喚起力」を算出。「リーチ力」「支出喚起力」は、企業のコンテンツ活用を促進するために同プロジェクトが開発した独自の指標で、前者は「コンテンツが1年間に到達できる人数」、後者は「コアファンによる年間の関連市場規模」を推計して表したものだ。

 個別タイトルおよびアーティストに関する1~20位までのランキングを見ると、エンディング映像や関連するWebニュースなど、付帯情報となる「Feed」(※1)を活用したコンテンツが目立つ結果となった。

「NEW」は前年調査20以内にランクインしなかったコンテンツ
「NEW」は前年調査20以内にランクインしなかったコンテンツ

 2016年にヒットした映画「君の名は。」は、テレビ放送やDVDなどの販売、漫画化など様々な形の「Feed」を発信。2017年に続いて、同調査でも1位を獲得した。他にも、2018年限りでの引退を宣言し、出演情報がワイドショー番組などで取り上げられた「安室奈美恵」や、実写映画化第2弾の制作ニュース、新キャスト情報などの発信を行った「銀魂」がランクインをした。

 「支出喚起力」においては、「アイドルマスターシリーズ」「Fateシリーズ」「魔法少女まどか☆マギカ」といったコンテンツが上位を占めた。これらの作品は、テレビCMキャスティングや新ストーリー、キャラクター配信がオンラインで注目を集めた。

 その他、2.5次元舞台や展示会などで話題となった「刀剣乱舞」や、昨年2017年にデビュー25周年を飾り、でライブコンサートをはじめオンライン配信限定のシングルなど、オンラインとオフライン両方を活用した「Mr.Children」がランキングに名を連ねた。メディア環境の多様化や顧客構造に合わせて、様々な「Feed」を発信したコンテンツがランクインを果たす結果となった。

※1 「コンテンツビジネスラボ」が提唱している、作品そのものではない付帯情報のこと。

【調査概要】
調査方法:ネット調査
調査地区:全国7エリアを性年代別人口構成比で割り付け
調査対象:全国15~69歳の男女
有効回収サンプル数:4,750
調査時期:2018年2月9~26日
対象カテゴリー:「ドラマ・バラエティ」「アニメ・特撮」「マンガ・ライトノベル」「小説」「映画」「音楽」「ゲーム」「美術展・博覧会」「スポーツ」「レジャー施設・イベント」「特定のタレント・人物」

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