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現役TikTokインフルエンサーに聞く、マーケターが知っておくべきTikTokの最新トレンド

2019/02/19 11:00

 マーケティングチャネルのひとつとしても注目を集めるショートムービーアプリ「TikTok」。日本でのリリースから約1年で、国内総再生数は130億回を超えている。このTikTokの急成長を、現役のTikTokインフルエンサーはどう捉えているのだろうか。TikTokの広告パートナーの一社であるベクトルグループで、若者をターゲットとしたマーケティング事業に携わる高橋美乃里氏とアハト氏に話を伺った。

努力で人気者になれるTikTok

MarkeZine編集部(以下、MZ):TikTokがここまで流行った要因についてどのようにお考えですか。

高橋:2つの理由があるかと思います。まず、今まで写真で「かわいい」を表現する方法は研究が進み、多くのアプリがリリースされてきました。動画でも、1・2年前から「かわいい」を演出できるようになり、ユーザーのニーズに応えられるようになってきました。TikTokもその流れにうまく乗っています。

ベクトルグループ 若者マーケラボ 主席研究員 高橋 美乃里氏
ベクトルグループ 若者マーケラボ 主席研究員 高橋 美乃里氏

高橋:もうひとつの大きな要因が「音楽に合わせ手軽にオリジナルの動画を作れること」です。表情を変えるだけでもユニークなコンテンツが作れる。他のSNSでは、投稿はしたいけど何をやったらいいかよくわからないという多くのユーザーは、「人気コンテンツを真似するだけ」になっていました。TikTokでは、そこまで斬新なアイデアのない人でもオリジナルの動画を投稿でき、人気者になれるチャンスがあるのです。天才じゃなくても「撮り方の努力」で人気者になれるというわけですね。

投稿動画のイメージ:アハトさんのTikTokより

AIによるレコメンドで好みに合った動画が

MZ:自分では動画の投稿を行わず、コンテンツを見ることを楽しむユーザーも少なくないでしょう。そういうユーザーでもTikTokに夢中になる理由とは?

アハト:ユーザーが見たいと思うコンテンツをレコメンドするアルゴリズムが優れています。どういったコンテンツを好んで視聴しているかをAIが分析し、最適化されたものが流れてくるようになっています。

 また、TikTokは曲との相性もよく、音楽を楽しむという要素もあります。まるでミュージックビデオを流し見している感覚で使っている方も多いでしょう。

ベクトルグループ クリエイティブチーム ビデオエディター アハト氏
ベクトルグループ クリエイティブチーム ビデオエディター アハト氏

高橋:自分が作った音源をいろんな人に使ってもらえるところも大きく、動画投稿よりも楽曲の投稿に専念しているユーザーも少なくありません。様々な才能を活かせる場にもなっています。


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