SMBC信託銀行は、顧客とのエンゲージメント強化を目的に、Salesforceの「Salesforce Marketing Cloud」を導入した。
同社では、新たなサービスを展開していく上で、新規顧客の獲得と既存顧客へのサービス・利便性向上を推進しており、採用から導入までを迅速に行えるSalesforceのクラウドサービスを導入した。
SMBC信託銀行は2017年7月、「Salesforce Community Cloud」を活用し、3ヵ月という短期間で従来の新規口座開設サイトを刷新。刷新された同サイトでは、申し込み手続きをオンラインで完結することが可能になり、リアルタイムで口座開設状況が確認できるなど、様々な顧客体験の向上を実現している。
また、口座開設に必要な複数システムをSalesforceに集約することで、銀行側の事務プロセスの簡素化・生産性向上も果たした。現在は、顧客の利用状況を分析しながら、機動的に画面や機能を見直すなど、顧客体験の改善を進めている。
今回、「Marketing Cloud」を本格稼働させることによって同社は、既存顧客とのエンゲージメントをさらに強化。顧客一人ひとりに対して、より一層最適なタイミングで最適な情報(マーケット情報や商品・サービスに関するお知らせなど)を発信することで、顧客へのサービス向上を目指す。
【関連記事】
・DNP、Salesforceのマーケットプレイス上でDM自動送付アプリを提供へ
・IMJ、RtoasterとSalesforce Marketing Cloudの連携パッケージを開発
・IMJ、SalesforceとGoogleが連携したソリューションの活用支援サービスを開始
・電通デジタル、ワイヤードビーンズと連携 Salesforce Commerce Cloud事業を強化
・ベーシックの「ferret One」、「Salesforce Pardot」とのデータ連携を開始