ソウルドアウトは、地方、中小、ベンチャー企業向けに、広告配信先最適化ツール「Soldout Delivery Destination Optimizer」を開発した。
スマートフォンによる検索行動、購買行動が一般化し、生活者の瞬間的ニーズから生まれる検索語句の多様化・増加が進んでいる。検索連動型広告の運用では、こうした傾向により広告配信の成果が期待できる一方、どの語句に連動して広告を配信するかを設定する必要があり、適切な語句を追加・停止する作業に多くの時間を要してしまう。
また昨今は、アドフラウド問題に代表されるように、広告配信を行う際に不適切なサイトへの配信を除外する設定が必要となっている。ディスプレイ広告の運用においては、広告配信先を精査する作業量が日々増えていくことで、その他の施策や課題解決のためのPDCAサイクルを回すことが困難となる場合も増えてきた。
これらの課題を解決するため、同社は同ツールを開発。同社がネット広告の運用を請け負っている企業に対し、2018年12月から順次提供を開始する。なお、対象となる媒体は、Yahoo! JAPANとGoogleである。
同ツールでは、検索語句における検索語句の追加と停止、ディスプレイ広告における配信先の停止とった一連の運用改善作業を、同社の配信先精査ノウハウを基にしたルールをベースに自動化。これにより、より正確でスピーディな広告配信の成果改善が期待できる。
また、同社が把握している広告配信不適切サイトへの広告配信を一括して除外し、不正クリックを防止することも可能だ。
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