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ネット配信時代の音楽著作権管理会社JRCが、YouTubeと著作権の利用許諾契約を締結

2008/03/27 20:10

 ジャパン・ライツ・クリアランス(JRC)は、Mr.Children、L’Arc-en-Ciel、スピッツ、アンジェラ・アキなど国内の人気アーティストの音楽著作権を管理している著作権管理会社。音楽プロダクション、アーティストマネージメントオフィス、プロダクション系音楽出版社などが、著作権の有効活用や管理業務の改善などについて取り組む意思のもと2000年12月に設立。現在さかんに行われている音楽配信における各種権利の管理業務に積極的に取り組んでいる。

 JRCは3月27日、ビデオ共有サービス「YouTube」と日本における音楽著作権の包括利用許諾契約を締結したことを発表。これによってJRCが著作権を管理する楽曲をユーザーが自ら演奏して投稿したり、アーティストがプロモーションとして積極的に「YouTube」を活用することが可能になる。ただし、著作隣接権(実演家、レコード制作者、放送事業者、有線放送事業者の権利)が含まれる映像については今回の許諾の範囲に含まれないため、各隣接権者の許諾を得る必要がある。

 包括利用許諾契約の締結に伴い、JRCが著作権を管理する作品のアーティストが所属する大手レコード会社フォーライフミュージックエンタテイメントと、大手インディーズレーベルのデンジャー・クルー・エンタテインメントの公式チャンネルの開設が決定。デンジャー・クルー・エンタテインメントは3月27日に公式チャンネル「デンジャー・クルー・レコーズ・チャンネル」を開設。フォーライフミュージックエンタテイメントも4月4日チャンネル開設を予定している。

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