BtoB企業支援のアドテクノロジー事業を行うクライドは、広告配信プラットフォーム「ADMATRIX(アドマトリックス) DSP」において、ニールセン デジタル(以下、ニールセン)が提供するデジタル広告リーチ計測ソリューションおよびニールセン デジタル広告視聴率(Nielsen Digital Ad Ratings)と連携し、動画広告の効果測定を強化した。
「ADMATRIX DSP」は、BtoB向け広告需要に特化したターゲティング技術を持つディスプレイ広告配信プラットフォーム。現在、月間約2,000億インプレッションの広告配信在庫を保有している。また、スマートフォン向け動画アドネットワーク「PolymorphicAds(ポリモフィックアドス)」は、ブランドセーフティを重視した動画広告の配信プラットフォームとして展開している。
一方、ニールセンは、Facebookにおける2,800万人以上のユーザーパネルを活用し、テレビ視聴率と同様のリーチやGRP指標(延べ視聴率)を用いた分析を行う。同分析で得られたデジタル広告の包括的な到達効果の分析結果を、属性別のリーチとして提供している。
今回、ニールセンとのデータ連携によってクライドは、「ADMATRIX DSP」の動画広告配信に関するレポーティング機能を強化。配信したユーザーにおける性別・年齢別の到達効果を測定レポートとして抽出し、より詳細な確認・分析が行えるようになった。
同社は、「PolymorphicAds」のレポーティング機能を随時強化し、今後はビューアビリティに関する計測・分析の機能も追加していく予定だ。
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