LINEは、ネットの利用環境に関する2018年下期の調査結果を発表した。同社では2年前から、半期に一度スマートフォンなどでのネット利用に関する定点調査を行っている。
全体の90%がスマートフォンを利用
スマートフォンでのネット利用者は全体の90%。これに対して、PCでの利用者は45%だった。構成比では、スマートフォンのみの利用者が最多の49%、次いで、スマートフォンとPCを併用している利用者が42%という結果に。なお、PCのみでの利用者は4%だった。
進むスマホシフト、女性の約6割が「スマートフォンのみ」 での利用
スマートフォンのみの利用者は、過去5回の調査で微増が続いている。スマートフォンのみでの利用者の占める割合は、男性より女性のほうが高く、女性の約6割がスマートフォンのみと回答した。男性は女性に比べ割合は低いものの、過去5回の調査において増加し続けている。
タブレット利用者も増加傾向に
タブレットでのネット利用者は、2016年からの2年間で増加。増加傾向はほぼ全ての年代で見られる。
【調査概要】
調査主体:LINE
調査地区:全国
標本抽出方法:住宅地図データベースから世帯を抽出し、個人を割り当て
調査方法:調査員による個別訪問留置調査
調査対象者:15~59歳の男女 合計815サンプル(人口構成比に沿って抽出)
調査期間:2018年10月