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モノは「所有」から「一時利用」へ メルカリと三菱総合研究所、「シェアリング時代の消費モデル」を発表

 メルカリは、三菱総合研究所と「シェアリングエコノミー」に関する共同研究を実施した。

モノに対する価値観が「所有」から「利用」へ

 共同研究では、フリマアプリ上で洋服や化粧品の取り引きを行うユーザーを対象にアンケートを実施し、フリマアプリ利用前後における行動心理・購買内容の変化を分析。その結果、フリマアプリを介して「モノのシェアリング」を行う消費者は、モノに対する価値観が「所有」から「利用」に変遷することによって、「売却」を意識して新品を購入することがわかった。

「売却」を念頭に高価格の商品を購入

 また消費者の一部は、売却金額を念頭におくことで、新品購入が増加、あるいは購入する商品ブランドが高価格帯に遷移していることも明らかとなった。

シェアリング時代の新たな消費モデル「SAUSE」

 シェアリングを通じた消費行動は従来説明されてきたモデルだけでは説明できない特徴が表れており、これらを三菱総合研究所では、以下3点の消費者行動の変化に着目し「SAUSE(ソース)」モデルと定義した。

1)Searchから始まる消費行動
スマートフォンの普及によって意思決定までのプロセス(認知・興味・関心)がひとまとめになり、リアルタイムで情報収集(検索)に至る行動に変化。

2)モノの「所有」から「一時利用」へのシフト
購入した商品を一時的に利用するものとして捉える心理が働くことで、消費においてもその心理に影響された行動をとるようになった。

3)モノの貸与・売却後に決まる商品評価
シェアリングによるモノの貸与・売却を通じて、消費プロセスの最後(手元から商品が離れた時点)に、「利用対価(購入価格から売却価格を差し引いた実質の支払金額)」という観点で改めてモノに対する評価を行うようになった。

【シェアリングエコノミーに関する意識調査概要】

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