人体認識技術を用いて、テレビ視聴者の視聴態勢から「視聴質」データを取得・提供するTVISION INSIGHTSは、「2018年 年間テレビCM注視度ランキング」を発表した。
本ランキングでは、AI値(注視度)の高い順に順位づけを行っている。数値が高いほど、CMが流れている時に画面を注視していた時間が長く、人数も多いことを示している。
個人全体の1位は、KDDI「意識高すぎ! 高杉くん お見舞い」篇(30秒)。続いてNTTドコモ「いたずら」篇(30秒)、ニベア花王 「ハンドミルク・嫁姑」篇(30秒)という結果に。KDDIのCMは、合計5件が20位以内にランクインした。
世代別に見てみると、M1層では「15秒CM」が多く、F1層では「45秒CM」「90秒CM」が多いことがわかった。またM3層・F3層では「30秒CM」が中心となっており、M3層は携帯電話キャリアが多数、F3層は保険のCMが他の層よりも多い結果となった。
(※)2018年1月1日(水)~12月31日(月)に放送されたCMのトップ20のAI値を抽出。1,000GRP以上流れたCMの最初の10,00GRPのAI値。延べ接触人数が各属性50回未満を除外。小数点第3位以下は四捨五入、また同じAI値の場合は小数点第3位で順位をランキング。広告主、広告素材名はTVISIONのデータベースの登録名称であり、正式名称と異なる場合がある。
【関連記事】
・BtoB企業では「WEB広告」が中心に/「テレビCM」へのニーズは?【東京アドエージェンシー調査】
・2018年にテレビCMが増えた企業ランキング、第1位はウォルト・ディズニー・ジャパン【サイカ調査】
・企業別CM本数1位は「ダイハツ工業」 2019年お正月三が日のテレビCM動向【ビデオリサーチ調べ】
・テレビCMの出稿プランニング~評価までを一貫して提供!TVISION INSIGHTS、新プラン開始
・テレビCMの接触実態のライブモニタリングが可能に!インテージ、「全国CMマスタ」の提供を開始