優れた人材を獲得したいとき、ターゲット一人ひとりとのコミュニケーションは欠かせません。しかし、これまで採用プロセスは人事担当者の直感などブラックボックス化していたのが実情。そこに登場したのが、マーケティングの手法を用いた「採用マーケティング」です。
定期誌『MarkeZine』第39号(2019年3月号)では、「マーケティング発想の採用戦略」を特集。マルケトでタレントエンゲージメントに従事する千葉修司氏による背景や手法の解説の他、村田製作所の内海克也氏と関口晴巳氏、そしてメルカリの石黒卓弥氏に自社で取り組む採用戦略についてうかがいました。
特集では最初に、採用マーケティングが誕生した社会的な背景やその実践方法、効果について、マルケトの千葉修司氏に解説していただきました。企業側の都合ではなく就職希望者の視点から採用プロセスを考え、エンゲージメントを醸成していくというこの考え方・手法は、いまやHR Techと呼べるようなパラダイムシフトさえ引き起こそうとしています。
総合電子部品メーカーの村田製作所では、早くからBtoBのデジタルマーケティングに取り組んできました。そのノウハウを活かし、新卒採用プロジェクトでマーケティング手法を活用。マーケティングと人事が手を取り合ったそのプロジェクトを、内海克也氏と関口晴巳氏に尋ねます。
マーケティングにおいてあらゆる領域で国内企業をリードするメルカリ。当然、その方法論は採用戦略にも応用されています。同社の石黒卓弥氏は、メルカリだから採用が強いのではなく、マーケティング思考にもとづいた採用広報が重要だと語ります。そのために結成された「People Brandingチーム」の全貌とは?
定期誌『MarkeZine』第39号ではこの他にも、巻頭インタビューに江崎グリコで健康事業・新規事業マーケティング部を率いる木村幸生氏が登場。より詳しく知りたい方は、ぜひ特設ページをご覧ください!