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検索連動型広告【超】成功法 キーワードの力を引き出す9つのコツ


【07】キーワードのグルーピングを変える

 広告の掲載順位は、入札価格と広告の品質で決定される。入札価格の適切な設定や、品質の評価を大きく左右するクリック率を高める工夫が大切なのは言うまでもないが、ひとつおさえておきたいポイントが、品質の評価は「広告グループ」を単位に行われるということ。例えば、ひとつの広告グループにクリック率の高いキーワードとそうでないものが混在していると、全体の評価がならされてしまうのだ。

 CTRを手がかりに広告グループのまとまりを整頓することで、効果の高いキーワードからなる広告グループ内の広告の品質が向上し、同じ入札価格でもより上位に掲載されるようになる。あるいは、入札価格を下げても今までと同じ順位をキープできる可能性が高くなる。

【08】キーワードごとの入札価格設定で無駄を省く

 広告グループ単位で入札価格を設定できるのはスピーディで便利だが、その一方で効果の高いキーワードや低いキーワードなどは個別に設定した方が、全体的な費用対効果が上がる。そうしたこまめな設定も大切なワザの1つである。

【09】対象外キーワードで無駄なインプレッションを省く

 部分一致でキーワードを設定していると、関係の薄い組み合わせでも広告が表示されてしまう可能性がある。それを避けるために、あらかじめ除けたい「対象外キーワード」を設定し、それを含むキーワードで検索されても広告が表示されないように設定できる。

 例えば、「液晶 テレビ」に入札しているサイトが「修理」を対象外キーワードに設定すれば、「液晶 テレビ 修理」で検索された場合の検索結果には広告が表示されなくなる。サイトの内容と関連のない検索が排除されるため、無駄なクリック料金を減らすことができるのだ。

 対象外キーワードは、広告グループ単位、およびアカウント単位でそれぞれ250個まで設定できる。

アカウント単位で対象外キーワードを設定するには、「広告種別の設定」画面で
「対象外キーワード」の下の入力ボックスに対象外にしたいキーワードを入力し、
「変更を保存」ボタンをクリックする
【参考】広告グループ単位での設定など、対象外キーワードについての詳細はこちら
→ 対象外キーワードについて教えてください(オーバーチュア ヘルプセンター)

 また、自社名が「噂」「ガセネタ」というような言葉と検索されても除外になるよう、そうした言葉を除外しておくのもよいだろう。ただし、対象外キーワードを逆手にとってアピールする方法もある。たとえば、商品に不具合が出たときに、自社の見解や回収計画などが一番に表示されるようにし、不確かな噂やそれに伴う風評被害を排除した例などだ。

 スポンサードサーチは、使う人の工夫次第でさまざまな活用ができるツールだ。ここに上げたワザを参考に、ぜひ自分なりの使い方やアイディアで試してみよう。

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MarkeZine特集ページ「サーチ・マーケティング大学」を
ぜひご覧ください

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この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

伊藤 真美(イトウマミ)

フリーランスのエディター&ライター。もともとは絵本の編集からスタートし、雑誌、企業出版物、PRやプロモーションツールの製作などを経て独立。ビジネス系を中心に、カタログやWebサイト、広報誌まで、メディアを問わずコンテンツディレクションを行っている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2008/09/16 07:44 https://markezine.jp/article/detail/3063

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