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Twitterプロモーションの最新動向を追う(AD)

必要なのは「世界初」という認知 「popIn Aladdin」ローンチ時のTwitter活用に迫る

プロモトレンド、#Twitterトレンド大賞 で得られたユニークな成果

MZ:では、両施策の成果についてお伺いします。プロモトレンドではどのような成果が得られましたか。

岡本:詳細な売り上げの数字は開示できないのですが、初回のプロモトレンドでリツイート数が1万を超え、各種エンゲージメント指標も2回とも業界平均の2~3倍を超える結果となり、話題を作るという目的ではワークしたと考えています。

 また、2018年12月末に第三者の調査会社に依頼して実施した定量調査では、14%の人がpopIn Aladdinの認知経路として「Twitterのトレンド欄」を選んでいました。このことからもプロモトレンドに一定の効果があったと捉えています。

MZ:#Twitterトレンド大賞 への協賛はいかがでしょうか。

岡本:実際にECサイトのレビューに#Twitterトレンド大賞 を見て存在を知り、購入に至ったというレビューもありました。また今回、よしもとクリエイティブエージェンシーに所属する芸人のお2人に「popIn Aladdin」をご紹介いただいたことで、結果論ではありますが同事務所所属の芸人の方々も多数出演されるトークバラエティ番組『アメトーーク!』内の「家電芸人」コーナーでも最新家電として取り上げられました(2019年3月21日放映)。

 プロモトレンド、トレンド大賞の協賛、ともに行った意味があったという裏付けを得られたと考えています。

興味持った層へのアプローチにも活かせる

MZ:今回の施策を通して、どのような目的でTwitterを活用するのが良いと思いましたか。

岡本:認知獲得に効果があるのはもちろん、一度興味をもってもらった人を対象にリターゲティング広告を出稿するのにも活用できると思いました。「popIn Aladdin」の定価は79,800円と、照明単独の価格としては決して安価なものではありません。購入を即決することは難しいと思いますし、今の照明を取り替えた後はどうするかも考えなくてはいけないでしょう。

 そこで行ったのが、レンタルサービスのキャンペーンです。「popIn Aladdin」を購入する際の懸念点に、自宅で映像がどう映るかがイメージしにくいというのがあったので、先着100人に「レンタルサービス」を提供するという内容の告知をTwitter広告で行いました。すると、ものの数十分で募集人数を集めることができました。

 当初は半日ぐらいかかると思っていたのですが、Twitter広告のターゲティングが高精度であることを証明する結果となりました。

購入者の声を広く届けたい

MZ:最後に今後の「popIn Aladdin」のマーケティングでやりたいことや目標などを教えてください。あわせて、Twitterをどのように活用していきたいかもお話しいただけますか。

岡本:我々はソーシャルリスニングも行っているのですが、Twitter上の反応は好意的なものばかりで、製品への満足度が高いことが伺えます。定量調査でも同じ傾向が見られ、9割の購入者が「popIn Aladdin」に満足していただいています。

 Twitterは、人が新しくて良いものを手にした時に誰かに言いたくなる気持ちを伝えやすい場だと考えています。今後は、自分たちのアカウント運営に注力するのに加え、既存利用者の皆様にご満足頂いている声を広く伝えていけるよう、Twitterを活用していきたいですね。

 懸念点である価格についても、価格以上の価値を実感してもらえるコミュニケーションをTwitter上で取り組んでいきたいと思います。

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この記事の著者

冨永 裕子(トミナガ ユウコ)

 IT調査会社(ITR、IDC Japan)で、エンタープライズIT分野におけるソフトウエアの調査プロジェクトを担当する。その傍らITコンサルタントとして、ユーザー企業を対象としたITマネジメント領域を中心としたコンサルティングプロジェクトを経験。現在はフリーランスのITアナリスト兼ITコンサルタントとして活動中。...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2019/09/05 15:13 https://markezine.jp/article/detail/30851

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