丹青社は、店舗で商品を試着した姿を撮影・比較・保存し、スマートフォンから撮影履歴にアクセスできるデジタルミラー「MYCLO(マイクロ)」を開発した。
店舗来店者は「MYCLO」を使って、正面・側面・背面など複数の画像を撮影できる。撮影した試着画像からECサイトに掲載された商品情報にアクセスし、商品のバリエーションを確認したり、ECサイトから商品を購入したりといった使い方も可能だ。
「MYCLO」はスマートフォンからのアクセスにも対応しており、画像を共有することで、その場にいない友人や知人とも商品の相談ができる。また、試着・購入した画像は履歴として保存される。
これにより、店舗やメーカーは、リアル店舗の付加価値向上に加え、ユーザーの試着履歴から好みを把握し、商品の提案やコーディネートのアドバイスを行うといったコミュニケーションが可能に。さらに、商品の試着回数および購入数のデータを取得できるため、その後の販促・サービス展開につなげられる。
【関連記事】
・イオン、中国に新会社を設立 店舗のオンオフ統合に向けたシステム開発&IT人材育成を強化
・ウォルマート、世界の小売業No.1譲らず EC買収と店舗デジタル化で成長【デロイトトーマツ調査】
・ECで購入した洋服をリアル店舗で手直し可能に!三陽商会、ヤマトシステム開発の新サービスに参加
・バーチャルキャラクターを店舗内の接客に活用!DNP、VR技術を活用した新サービスのプロトタイプを開発
・キャッシュレス決済、実店舗における女性の利用実態は?【リビングくらしHOW研究所】