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オムロン ヘルスケア他、オンラインで患者と医師をつなぐ高血圧治療支援サービス提供

2019/05/16 12:40

 オムロン ヘルスケアと一般社団法人テレメディーズおよびポートの3社は、高血圧治療におけるオンライン診療支援サービスで業務提携を開始する。これをうけ、テレメディーズはオンラインを活用した高血圧診療支援サービス「テレメディーズ BP」の提供を開始する。

 ユーザーは自宅にいながらスマホやパソコンを通じて、オンラインで医師による高血圧治療および予約等を受けることが可能になる。

 ユーザーがIoT機能付き血圧計を使用して家庭で血圧を測定すると、測定データはポートが提供するオンライン診療プラットフォーム「ポートメディカル」とテレメディーズが提供するオンライン高血圧診療パッケージ「テレメディーズ BP」を介して医療機関と共有され、高血圧治療に活用される。

 ユーザーは、いつでも自分の治療状況や治療方針などを確認できる。また、テレメディーズ代表理事である谷田部淳一医師をはじめとする高血圧専門医の指導・監督のもと、最新の高血圧治療ガイドラインとオンライン診療の実施指針に基づいたアドバイス等の支援を受けることができる。ユーザーは月4,600円からの月額課金制で、下記のサービスを受けることができる。

  • 家庭血圧のテレモニタリング
  • 高血圧専門医や高血圧・循環器病療養指導士によるステイタスレポート
  • 高血圧に関するオンライン診療(提携医療機関が実施)
  • 降圧薬の処方(提携医療機関が実施)
  • 健康に関するオンライン相談

 2017年の国内における高血圧有病者数は約4300万人おり、そのうち治療中かつ血圧が適正にコントロールされているのは約1200万人(約27%)といわれている。

 高血圧治療においては長期にわたる定期的な血圧のモニタリングや治療の継続性が重要とされているにもかかわらず、通院のハードルの高さから治療の中断に至って症状が悪化し、重大疾患に陥るケースが多く発生している。

 オムロン ヘルスケアら3社は、スマホ等の身近なデバイスを活用したオンライン診療による高血圧治療法が確立することで、患者の治療継続率を大幅に高めることができ、高血圧の放置や不十分な治療によって引き起こされる重大な疾患の予防につながると考えている。

 サービスの座組としては、オムロン ヘルスケアが通信機能付き血圧計および測定データ連携システムを提供し、テレメディーズがサービスデザイン、実施、ユーザーとのコミュニケーション、オンライン診療を実施する医療機関の開拓と連携を担当。ポートはサービス開発及びマーケティング全般を担当。オンライン診療プラットフォーム「ポートメディカル」のシステムの提供や、生活習慣病に特化したメディア「オンラインクリニック」を活用したユーザー獲得を行う。

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