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popInと探るマーケティングの新潮流(AD)

CVRが平均の274%に!画像検索機能popIn Actionを活用したELLE SHOPの最新事例

滞在時間、平均購入単価も向上

――それは手ごたえのある数字ですね!

渡邊 はい、初速から目に見える効果が出て驚きました。商品に出会う機会が増えただけではなく、ニーズとのマッチング精度も高いということですよね。回遊率も高く、滞在時間は平均の3倍ほどあったので、よりショッピングをお楽しみいただけているのだと思います。さらに、平均購入単価も142%でした。これはとても意外な結果でしたね。

――意外、とは?

渡邊 画像から精度の高いレコメンドがなされると、当然ですが、今見ている商品よりも手ごろな類似商品も表示されます。その場合、安価なほうが選ばれるのではないか、という懸念がありました。でもそうではなく、お客様は単に最安値を知りたいのではなく「自分のイメージにより合致するものがほしい」と考えていて、そこにご満足いただける提案ができたのだと捉えています。

吉岡 当社も単価が低下する可能性は想定していたのですが、よかったです。比較検討しやすい状況をつくることが大事なのだと実感しました。

――そうなんですね。画像認識の精度の高さには、どういう秘訣があるのでしょうか?

吉岡 当社は2008年に東大発のベンチャーとして設立し、2015年に中国百度グループにジョインしましたが、画像認識には百度の世界トップクラスのディープラーニング技術を活用しています。20種類ほどのロジックの中から、「popIn Action」ではファッションに転用しやすいものを選び、色味や形、素材などを的確に検出できるようにブラッシュアップしたものです。

言語や国を問わないサービスの可能性

――中国では、画像認識技術がかなり進んでいるそうですね。

吉岡 はい。百度では今、自動車の自動運転に多くの投資をしていますが、そこにもこの技術を活用しています。周囲の景色を検出して、自動運転に活かしているんです。

――そうなんですね! 具体的に「popIn Action」の開発や調整も、中国の拠点で進行しているのですか?

吉岡 そうですね。popIn自体もグローバルで展開していて、韓国や台湾の拠点に加えて、百度の技術チームと連携したり、豊富なネットワークも使ってアジア全体でビジネスをしています。「popIn Action」は中国の深セン技術チームと日々やり取りしていますね。彭(ペン)のような、中国語に長けたスタッフを介してやりとりしています。

 私は以前も日中のグローバルコミュニケーションをサポートする仕事をしていて、popInには昨年入社しましたが、popInは各拠点とのコミュニケーションをできるだけ速く、スムーズにできるように注力していると思いますね。特に「popIn Action」は画像のみを軸とするレコメンドで、画像とデータフィードさえあれば言語も国も問わないので、これから大きな可能性があると感じています。ファッションだけでなく、ビジュアルが大事な自動車や家具などの領域にも展開できると思います。

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ユーザーの期待に応えるよう改修重ねる

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この記事の著者

高島 知子(タカシマ トモコ)

 フリー編集者・ライター。主にビジネス系で活動(仕事をWEBにまとめています、詳細はこちらから)。関心領域は企業のコミュニケーション活動、個人の働き方など。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2019/05/22 11:00 https://markezine.jp/article/detail/31108

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