アライドアーキテクツは、Twitterにおける企業のマーケティング活動がユーザーの消費行動にどのような影響を与えているのか、ユーザーは企業側にどのような情報を期待しているのかを把握するために、「Twitter企業公式アカウントの利用実態調査」を実施した。
Twitterユーザーの55.7%が企業公式アカウントをフォロー
Twitterを利用していると答えた人の内、半数を超える約56%のユーザーが企業公式アカウントをフォローしていると回答。性別・年代別に見ても大きな違いはなく、幅広いTwitterユーザーが企業の公式アカウントをフォローしていることがわかった。
企業公式アカウントのフォローのきっかけは「Twitterキャンペーン」
Twitterで企業アカウントをフォローしたことがあると答えた人の中から「フォローしたきっかけ」を聞いたところ、57.9%が「Twitterキャンペーン」がきっかけで企業の公式アカウントをフォローしたと回答。Twitterキャンペーンが企業公式アカウントのフォロー誘導に最も影響を与えていることがわかった。
企業アカウントをフォローする目的は?
Twitterで企業アカウントをフォローしたことがあると答えた人の中から「Twitter企業公式アカウントをフォローしている目的」を聞いたところ、52.5%が新情報やクーポンなどのお得な情報を取得するためと回答。また、キャンペーンに参加するためが22%という結果となり、全体の75%がより「直接的なメリット」を得られる情報を欲しているということがわかった。
74.2%が「企業公式アカウントはブランド理解度や好意度に影響を与える」と回答
複数種類のSNSの内、Twitterで最も多く企業公式アカウントをフォローしていると答えた人に、「企業公式アカウントをフォローしてから当てはまるもの」について聞いたところ、よりそのブランドやお店・サービスに詳しくなったが43.2%、より好きになったが37.9%、より利用が増えたが28.0%という結果に。企業公式アカウントがTwitterユーザーに好影響を与えていることがわかった。
一方で、「よりそのブランドやお店・サービスを他人に勧めたいと思った」「よりその情報をSNS投稿した」はまだ15%以下に留まっており、ブランドへの好意を「リツイート」などの実際のアクションに結びつける点については、工夫が必要と考えられる。
76.9%のTwitterユーザーがSNSをきっかけに商品・サービス購入を経験
複数種類のSNSの内、Twitterで最も多く企業公式アカウントをフォローしていると回答した人に「SNSで見たことをきっかけに企業の商品やサービスを購入したことがあるか」について調査したところ、「どれもない」と回答した人は23.1%に留まり、76.9%もの人が何らかの購入経験があると回答した。中でも、菓子、スーパーで買える食料品、ドリンク、外食チェーンなど、日常的に消費されるものについて、多くの人に購入経験があることがわかった。
【調査概要】
調査名称:Twitter企業アカウント利用に関する意識調査
調査主体:アライドアーキテクツ株式会社
調査時期:2019年5月28日~6月7日
調査方法:Fastask(株式会社ジャストシステム提供)でアンケート調査を実施
調査対象数:4,309名
※設問ごとの有効回答数を「n=」で記載。
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