電通デジタルと電通は、ツインプラネットと共同で、7つのペルソナにクラスタリングした影響力および発信力のあるナノインフルエンサー(※)へのターゲティング配信が可能なツール「7Fluencer Marketing(セブンフルエンサー・マーケティング)」を開発し、提供を開始した。
電通グループは、ナノインフルエンサーを、電通グループオリジナル調査データと機械学習の技術を用いて代表的な7つのペルソナにクラスタリングし、「7Fluencer」と定義付け。その上で、電通グループ独自のPeople Driven DMPに蓄積された生活者の属性データ、購買関連データ、メディア接触データ等に紐付けることで、データに基づいたターゲット層の絞り込みを実現した。
これにより、著名なインフルエンサーを起用することなく購買類似層へのリーチと、これまでターゲティングに課題のあったナノインフルエンサーへのターゲティング配信も可能にした。また広告効果についても、コンバージョン数やアクション数などからKPIの設定ができるようになり、サービスに沿ったマーケティング戦略の立案・実施が可能だ。
※ナノインフルエンサー:フォロワー数が100万人以上の、芸能人やモデル等の著名なインフルエンサー(=メガインフルエンサー)とは異なり、フォロワー数は1万人未満ながら、特定の分野にこだわった投稿を行うことで、いいねやコメント等のエンゲージメントが高く、SNSでの発信力が強いインフルエンサーを指す。
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