地域SNSアプリ「PIAZZA」を展開するPIAZZA(ピアッツァ)と西日本旅客鉄道 近畿統括本部 神戸支社は、同アプリを活用して鉄道沿線におけるデジタルプラットフォームを構築し、沿線コミュニティの活性化と新たなサービス創出を目指す連携を開始した。
同アプリは、イベント情報カレンダーや地域での物々交換を促進する機能を有しており、住民同士のコミュニケーションを支援する。また沿線の住民をコミュニティデザイナーとして採用し、デジタルとリアルの両軸で地域コミュニティの活性化を目指している。
今回の連携により両社は、JR西日本が有する駅や商業施設と同アプリを掛け合わせることで、デジタルとリアルの両軸で、街の人々につながりを提供できるデジタルプラットフォームを構築する。また、JR神戸線の沿線を中心に同アプリの展開エリアを随時拡大し、沿線全体のにぎわいづくりと沿線住民の利便性を高める生活サービスの拡充に取り組んでいく。
具体的には、「PIAZZA」コミュニティの会員数拡大に向けて、駅構内などでのプロモーション活動を行うほか、列車の運行情報や沿線のおでかけ情報、駅および駅周辺のサービス情報といったJR神戸線の情報を発信する機会を拡大していく。さらに、沿線プラットフォームを活用した新たなサービスの創出についても検討を進める。
【関連記事】
・博報堂DYメディアパートナーズ、trippiece、DACの3社が「地域創生DMP」を開発
・凸版印刷が「地域Pay」の提供を開始 自治体・商店街のキャッシュレス化を支援
・ONE COMPATH、地域のリアルタイム情報を広告配信に活用できるサービスを本格提供
・ANA総合研究所ら13社が「地域創生インバウンド協議会」を発足 リサーチ、商品開発、プロモを支援
・地域の顧客データを可視化!JTB、地域観光マーケティングを支援する「エリア アナライザー」を開発