今回の調査はアイシェアのリサーチパネラーを対象に行われ、889名から有効回答を得ており(うち「一人暮らし」22.9%、「家族と同居」77.1%)、携帯電話と固定電話の利用動向の違いについても焦点を当てている。
調査対象者の固定電話回線の契約率は88.9%だが、電話をかける時に利用するのは「携帯電話」という人が全体の70.1%で、一人暮らしでは81.4%に達している。固定電話契約者に絞っても67.6%が携帯利用を主軸にしているという。
留守宅かもしれない固定電話より確実に個人とつながる快適さ、手軽なアドレス管理など、携帯電話のベンリさは誰もが実感しているところだが、「電話番号教えて」と聞かれたときに、自分の番号を覚えていない人も多いようで、7人に1人にあたる13.5%が自分の携帯の番号を「覚えていない」と回答している。また、既婚者に対して妻・夫である家族の携帯番号を覚えているか尋ねたところ、「覚えていない」が全体で58%。男女別では男性が64.1%、女性が50.5%となっており、男性のほうが「覚えていない」割合が高いようだ。
また、「携帯で電話をする場合に自分の名前を名乗るか」について聞いたところ、全回答の44%が「名乗らない」と回答。相手が分かっているので名乗らないと答える人の割合が高い傾向があるようだ。
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