プレイドは、同社が提供するCXプラットフォーム「KARTE(カルテ)」において、クアルトリクスが提供するオンラインアンケート作成・分析ツール 「Qualtrics」のエクスペリエンス管理プラットフォーム「クアルトリクス・エクスペリエンス・マネジメント(クアルトリクスXM)」と連携を開始した。
今回両製品を連携させることにより、KARTEを活用する企業はクアルトリクス製品を利用してユーザーにアンケートを表示するタイミングや出し⽅を⾃由に設定できるようになる。またKARTEの特長を活かし、表面的な顧客属性にとどまらない行動データや、社内外に存在する多種大量のオンライン・オフラインデータを利用した「アンケートの種類の出しわけ」をすることが可能になった。
そのほか、KARTE上で収集した顧客の体験に関わるあらゆるデータは、Qualtricsのダッシュボードでリアルタイムに分析され、すぐにアクションに活かすことが可能になる。
KARTEでもQualtricsと同様にアンケートを実施することは可能だが、お互いの強みを掛け合わせることで、NPS(ネット・プロモーター・スコア)調査をはじめとする各種アンケートの設計から分析、可視化までの一連のアクションが高度化する。
両社は今後、クアルトリクスの「XM Directory」や「API Integration(Developer Tools)」とプレイドの「KARTE Datahub」や「KARTE Live」を利用したKARTEとクアルトリクスXMとのプロダクト間連携を計画している。
【関連記事】
・プレイドとNRIデジタル、GCPを活用したデジマやDXの支援を開始 短期間で検証プロセスを体感
・プレイド、ハガキDMを使ったO2O実験を実施 購買関心度が高いEC顧客を実店舗へ送客
・プレイド、Googleからの資金調達を発表 CX向上のため機械学習やAI技術の統合において協業
・プレイドとNRIデジタル、リアル店舗で取得した顧客情報を「KARTE」に連携させる実証実験に成功
・JapanTaxi、プレイドの「KARTE for App」を導入 既存ツールとのデータ統合も実現