ADKマーケティング・ソリューションズ(ADK MS)は、松屋フーズホールディングスの協力により、radiko(ラジコ)の音声によるターゲティング広告「radikoオーディオアド」に接触したユーザーが松屋の店舗に来店したかどうかを、位置情報を用いて計測する効果検証を行った。
効果検証の結果、当該期間中に配信されたradikoオーディオアドに接触したユーザーの、1週間以内の来店率が12%であると推定できた。これにより、同業種のバナー広告の過去事例と比較しても、効果的であることが判明した。
radikoは、ラジオ番組をパソコンやスマートフォン、スマートスピーカーで聴けるサービス。radikoオーディオアドでは、ユーザーの属性・嗜好性に合った広告を、それぞれ個別に差し替えて配信している。
ADK MSが携わった今回の効果検証により、radikoオーディオアドが広告主のブランドイメージ醸成のみならず、来店誘導にも寄与することが実証できた。
またADK MSは、radiko、Spotifyなど音声コンテンツを対象とした「ADK-PMP (Audio Package)」の提供を2019年12月に開始している。
同パッケージでは、ADK MSの関連会社であるData Chemistryが保有するパブリックDMP「DC Catalyzer」によるWEB上での行動データや、テレビ視聴ログデータ等も合わせて活用することで、ADK MS独自のターゲティングで音声広告を配信することができ、より精度の高いターゲティングを可能にしている。
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