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脳活動を可視化し消費者インサイトを分析 凸版印刷が消費財メーカー向けの新調査メニューを提供開始

 凸版印刷は、消費行動研究室が提供する調査手法の新たなラインアップとして、消費者の購買行動時の生体反応を分析する脳活動計測技術を活用した調査メニューを消費財メーカーに向け提供を開始した。

 同調査メニューは、東北大学と日立ハイテクのジョイントベンチャーであるNeU(ニュー)の提供する携帯型脳活動計測装置を活用した、消費者インサイトを分析するもの。脳血流を計測することで、前頭前野において脳血流反応を示した箇所の活動状況を把握し、数値化することができる。

脳血流測定を活用した購買行動分析調査の様子(左の写真)と、NeUが開発した携帯型脳活動測定装置「HOT-2000」(右の写真)

脳血流測定を活用した購買行動分析調査の様子(左の写真)と、
NeUが開発した携帯型脳活動測定装置「HOT-2000」(右の写真)

 これにより、消費者が商品や売り場に対して感じる言葉では表現が難しい直感的な感覚や無意識的な反応を定量化・可視化する。

 同社は今回の調査メニューを、これまで提供してきた消費者の購買行動把握のためのインタビュー/アンケート調査、購買行動時の視線の動きを記録・分析するアイカメラを使った行動視察などの調査メニューと組み合わせて提供していく。

 これにより、商品パッケージやPOPなどの販促ツールが商品選択・購買決定にどう機能しているかの調査において、これまでの視線解析の知見に加え、脳活動を可視化することでより深い検証が可能となる。これらの調査により、企業における商品開発や販売促進活動を支援する。

 同社は今後、商品の使い心地や商業・公共施設のUD診断などにも活用できるよう開発を推進していく。

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2020/03/26 18:52 https://markezine.jp/article/detail/33030

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