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流行ファッション情報源はInstagram/約7割が口コミとの差にがっかり【ジャストシステム調査】

 ジャストシステムは、「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査 2019年総集編 【トレンドトピック版】」を発表した。

流行ファッション情報源として「Instagram」が「Google」を抜く

 2019年6月度調査において、スマートフォンユーザーに、流行ファッションの情報収集をするサービスについて、「Google」「Facebook」「Twitter」「Instagram」「YouTube」「そのほかのサービス」の中から選んでもらったところ、「Instagram」が最も多く(29.4%)、次いで「Google」(28.3%)、「そのほかのサービス」(23.8%)だった。男女別に見てみると、男性は「Google」が最も多く(35.8%)、次いで「Instagram」(21.0%)だったのに対し、女性は「Instagram」(35.7%)、「そのほかのサービス」(27.3%)という順だった。

約7割が「口コミほどではなく、がっかり」を経験

 2019年7月度調査において、商品やサービスの購入や利用を検討する際、インターネット上の口コミを「ほぼ毎回参考にする」と答えた人は21.3%、「ときどき参考にする」人は50.1%だった。「ほぼ毎回参考にする」人の割合を年代別に見てみると、10代(24.0%)、20代(29.5%)、30代(24.5%)、40代(22.0%)、50代(16.5%)、60代(12.5%)だった。20代の割合が最も高く、約3割がほぼ毎回、口コミを参考にしていた。

 また、「インターネット上の口コミ情報を参考にする(※1)」人のうち、購入した商品やサービスが「口コミの評価ほどではなく、がっかりした経験がある(※2)」と答えた人の割合は、68.5%だった。

※1:「ほぼ毎回参考にする」「ときどき参考にする」と答えた人
※2:「頻繁にある」「ときどきある」と答えた人

Instagramユーザーの約6割がタイムライン上の広告に不快感

 2019年5月度調査において、Instagramのタイムラインに流れてくる広告に対して「不快感を抱く(※)」と答えた人は59.1%だった。2018年5月度調査(53.6%)と比べると微増していた。また、2019年5月度調査において、「不快感を抱く」人に対して、不快感を抱いた後の行動について聞いたところ、「広告を非表示にしたことがある」人は32.4%、「アカウントをブロックしたことがある」人は19.7%だった。

※「時折、不快感を抱くことがある」「不快感を抱くことが多い」と答えた人

7割以上に「Web閲覧履歴を元にした広告配信と感じた」経験

 2019年12月度調査において、スマートフォンユーザーに、スマートフォンの使用中、自身のWeb閲覧履歴などを元に、カスタマイズされた広告配信がされていると感じたことがあるかを聞いたところ、「感じたことがある(※)」と答えた人は74.2%だった。

 「感じたことがある」人のうち、Web閲覧履歴を元にした広告配信について、「便利と感じる」人は9.4%、「便利と感じるが、不快に感じることもある」人は37.3%、「便利とは感じないし、不快に感じることが多い」人は25.4%、「不快なのでやめてほしい」と答えた人は24.9%だった。

※「頻繁に感じる」「ときどき感じることがある」と答えた人

4割近くが「アドブロッカーアプリ」を認知

 パソコンやスマートフォンにインストールすることでWeb広告をブロックできる「アドブロッカーアプリ」の認知度(※)は、2019年12月度調査では37.6%、2017年10月度調査では31.4%で、約2年で6.2ポイント上昇した。2019年12月度調査で「アドブロッカーアプリ」を知っていると答えた人の割合を年代別に見てみると、10代(45.0%)、20代(45.0%)、30代(39.0%)、40代(40.0%)、50代(35.0%)、60代(25.5%)だった。10代と20代の認知度が他の年代に比べて高いことがわかった。

※「知っていて、他の人にも詳しく説明できる」「知っているが、他の人に説明できるほどではない」と答えた人の合計

「情報銀行」を3人に1人が認知

 2019年11月度調査において、消費者が自身の行動履歴や購買履歴といった個人情報を提供(預託)し、それを第三者である企業などが活用する「情報銀行」を「知っている(※)」と回答した人は31.5%、既に「利用(登録)している」人は7.2%だった。なお、情報銀行が本格的に開始される前の2018年11月度調査では、「知っている(※)」と答えた人の割合は26.0%だったので、この1年間で認知度は5.5ポイント増加したことがわかった。

※「利用(登録)している」「利用していないが、他の人に説明できるくらい知っている」「利用していないし、他の人に説明できるほどではないが、知っている」と答えた人の合計

【調査概要】
調査主体:ジャストシステム
調査期間:2019年1月~2019年12月、毎月1回実施
調査対象:Fastaskのモニタのうち、17歳から69歳までを5歳ごとに、男女それぞれ50名ずつ割り付けて回収(合計1,100名)
調査方法:セルフ型ネットリサーチ Fastaskでのアンケート調査

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2020/04/15 12:13 https://markezine.jp/article/detail/33218

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