クリエイティブ集団「PARTY」は、テクノロジーメディア「WIRED」の日本版と、Sci-Fi(サイファイ、サイエンスフィクションの略称)がもつ想像力を用いて未来を構想するコンサルティングサービス「WIRED Sci-Fiプロトタイピング研究所」を設立した。
新型コロナウイルスの影響により、現在の延長線上で「未来」を描くことが難しくなっている。両社はこれを背景に、同サービスを設立。Sci-Fiがもつ想像力を用いて産業や企業の未来を想像し、そこからバックキャストで現在に接続するアプローチである「Sci-Fiプロトタイピング」を用いて、企業のコンサルティングを行う。
具体的には、6ヵ月のプログラムを通し、独自メソッドを実行。ニーズに応じたアウトプットを共創していく。
アウトプットは、 マンガや動画などのフォーマットによって企業が目指すべき未来像を描く「ビジュアライゼーション」、プロダクトやサービスのデザインモックを制作する「プロトタイピング」、企業のビジョン・ミッションなどを再定義する「コーポレートヴィジョニング」などが想定されている。
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