ラクスルとフラー、エム・データの3社は、番組効果のデータベース活用において業務提携を開始した。
ラクスルでは広告のプラットフォーム事業「ノバセル」にて企業のマーケティング支援を提供しており、フラーではモバイルアプリの実利用データ提供とアプリ分析サービス「App Ape」を運営している。また、エム・データはテレビで放送されたあらゆるジャンルの番組・CM内容をテキストデータ(TVメタデータ)化するデータプロバイダ&リサーチカンパニーとして事業を展開している。
今回の提携では、アプリ実利用データとテレビ番組やテレビCMデータをかけあわせたデータの取得が可能になり、番組効果のデータベース化が実現する。
具体的には、これまでノバセルがサポートをしていたデータに加え、App Apeが保有するアプリのインストール数、アクティブユーザーのデータと、エムデータが保有する放映日時、ジャンル、カテゴリー、出演者、独自にサマライズした放送内容情報など、テレビ番組やテレビCMのあらゆるデータを活用し、番組とアプリダウンロードの相関関係の可視化を可能にする。
これにより、広告主にとってより効果の出る番組を把握することを可能にし、テレビCMの放映効果を最大化する。また今後は、自社のテレビCMの効果分析はもちろん、他社のテレビCMの効果分析結果も参考にしながらテレビCMの買い付けを可能にする仕組みを提供していく。
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