SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

新着記事一覧を見る

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第107号(2024年11月号)
特集「進むAI活用、その影響とは?」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

電通と電通デジタル、テキスト解析プラットフォーム「mindlook」を提供開始 日立と共同開発

 電通、電通デジタルと日立製作所(以下、日立)は、SNSなどデジタルテクノロジーの発展で活発化する企業と生活者間のコミュニケーション支援を目的に、テキスト解析プラットフォーム「mindlook(マインドルック)」を新たに開発。電通と電通デジタルは、同プラットフォームを活用したコミュニケーションデザイン領域のコンサルティングを提供開始した。

 mindlookは、日本語のテキストデータをデータソースとして、自然言語処理を提供する、独自開発の分析プラットフォーム。電通グループが有するマーケティングの知見と、生活者視点で作られた独自辞書情報を活用している。

 これにより、SNSなどのデジタル上における生活者の声を短時間で分析することで、その声を深く理解し・反映したカスタマーエクスペリエンスデザイン(CXデザイン)を描くことが可能となる。

「mindlook」の概念図@@
「mindlook」の概念図@@

 具体的には、SNSやECサイトの評価コメントなど、インターネット上の生活者の声から、コールセンターの会話記録やお問い合わせメールなど、企業内部に有する生活者の声まで、テキスト化された様々なデータの分析が可能。従来の分析軸「ポジティブ/ニュートラル/ネガティブ」(上段円グラフ)にとどまらず、下段の棒グラフのように、81種類の感情をタグ付けして分析が可能となる。

コロナ禍における生活者の感情を「mindlook」で分析した結果の例
コロナ禍における生活者の感情を「mindlook」で分析した結果の例

 日立は、生活者が発信する多様かつ大量のテキストデータの処理に対応するシステム基盤の開発から運用保守まで、mindlookをトータルに支援。電通と電通デジタルでは、同プラットフォームの提供を通じ、企業のマーケティング活動や生活者視点に立ったCXデザイン実現のサポートなど各種コンサルティング業務の提供、必要となるシステム実装支援にも取り組んでいく。

【関連記事】
ファンズと電通、ファイナンスとファンコミュニティを組み合わせたマーケティングモデル開発へ
電通デジタル、SNSを活用し企業のライブ動画配信を支援する「Engagement LIVE」を提供
CINC、6つの感情を日本語のテキストから判定するAIを開発 「中立」の気持ちも判定可能
IAS、ADmantXを買収 広告とオンラインコンテンツのコンテキストをページレベルでマッチング
MediaMath、IRIS.TVと提携し視聴中動画のコンテキストに基づくターゲティング広告を提供

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2020/08/24 14:30 https://markezine.jp/article/detail/34138

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング