マイクロアドは、アプリマーケティングツール「BuzzAd」を展開するバズヴィルと業務提携した。
Appleが開催するWordwide Developers Conference 2020にて、iOS14以降におけるIDFAのオプトイン化が発表された。今後、IDFAを活用したターゲティング型広告の配信が制限されることによって、アプリパブリッシャーの収益化への影響が懸念されている。
これを受け両社は、バズヴィルのIDFAなどの広告識別子に依存しない収益化サービスである「BuzzAd」の日本市場における導入を拡大すべく、業務提携を締結。今後マイクロアドは「BuzzAd」の導入支援、販売を行う。
バズヴィルが提供する「BuzzAd」は、各アプリ事業者が独自に提供するポイントサービスと連携し、スマホのホーム画面上とアプリ内にクリック型リワード広告を配信するサービスだ。
アプリ事業者はバズヴィルが提供するSDKを実装するだけで、クリック型リワード広告を提供できる。また、ターゲティング型広告に代わる新たな収益源を確保することが可能だ。さらに、「BuzzAd」を導入したアプリに配信された広告に触れるたびにユーザーはポイントを獲得することができ、アプリのユーザーエンゲージメント向上・収益化サービスや、ポイント活用促進によるユーザーのロイヤルカスタマー化が期待できる。
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