CyberZは、クー・マーケティング・カンパニーの代表取締役・音部大輔氏を顧問に迎え、「D2Cブランド戦略室」を設立した。
近年、ブランドが消費者に対してプロダクトを直接的に販売する、D2C(Direct to Consumer)というビジネスモデルを採用する企業が数多く登場。スタートアップ企業から生まれたこのトレンドは、大手メーカーが取り入れるケースが増えていることに加え、新型コロナウイルス感染症拡大による外出自粛にともなうSNS、ECの利用時間増加の影響もあり、今後も拡大が見込まれている。
今回新設されたD2Cブランド戦略室では、音部氏の長年のブランドマネジメント経験による知見や、「パーセプションフロー・モデル(※1)」を始めとしたフレームワークと、同社の専門分野であるデジタルマーケティングをかけ合わせ、D2Cブランドのマーケティングを支援。プロモーション領域に加え、ブランドが消費者に認知され、選ばれ続ける意味づくりまでを担う。
音部氏は、日米P&Gで17年間ブランドマネジメントなどに従事した後、ダノンジャパン、ユニリーバ・ジャパン、日産自動車、資生堂などで勤務。マーケティング担当副社長やCMOとして、マーケティング組織を構築・指揮し、複数ブランドの持続的成長を実現してきた。
※1 音部氏によって考案されたマーケティング・マネジメント活動の全体設計図。消費者の購買行動プロセスを、「パーセプション(外部から得た情報をどのように解釈しているか)」として描き、効果的な顧客体験の創出に役立てることを可能にする。
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