Brazeは、同社日本法人の代表取締役社長として、菊地真之 (きくち まさゆき)氏が就任したことを発表した。この就任により、Brazeは日本市場における事業を本格的に拡大していく。
菊地氏は、エンタープライズビジネスアプリケーション分野にて15年以上の経験を持ち、デジタルトランスフォーメーション(DX)支援と事業収益の拡大に尽力してきた人物。直近ではワークデイで執行役員を務め、それ以前はアドビのデジタルエクスペリエンス事業にて戦略顧客担当チームを統括し、日本企業のDX推進を支援してきた。
Brazeでは日本法人代表として、多様なテクノロジーやソリューションパートナーと連携し、日本の企業ブランドが消費者一人ひとりに最高のブランド体験を提供するための支援を行っていく。
なおBrazeは、統合型カスタマーエンゲージメントプラットフォーム「Braze」を展開する企業。先月に米Brazeがジャパン・クラウドと提携し、日本法人設立を発表している。
同プラットフォームは、企業内外の多様なデータとシステム連携することで、消費者一人ひとりに最適化されたブランド体験提供を可能にするもの。モバイルを中心とした複数の顧客接点において、リアルタイムかつ、一貫性のあるコミュニケーションを実現し、消費者と企業ブランド間のつながりと一体感を育む。世界50ヵ国において、HBO、メルカリ、マイクロソフトなど900社以上に導入されている。
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