ヴァリューズは、東南アジアを中心にテックイベントの運営・ITエンジニアの人材紹介サービスの提供を行うアンロックデザインに出資し、資本業務提携を締結したことを発表した。
ヴァリューズは、国内250万人規模の独自のビッグデータを活用したマーケティング支援・コンサルティングサービスを展開する企業。海外市場においては、世界80以上の国と地域の消費者にリーチが可能なネットワークを基に、グローバルの消費者実態を調査できるサービスを提供している。2020年8月には中国市場でのマーケティングニーズの高まりを受け、中国法人を設立した。
一方、アンロックデザインは、マレーシアを中心に東南アジア・インドでAIやデータ解析に特化したテックイベントを企画運営する企業。NASA(アメリカ航空宇宙局)と共同でテックイベント「NASA SPACE APPS CHALLENGE」を2016年より毎年開催している。
また同社では、日本企業に対して外国人エンジニアの人材紹介を提供しているほか、東南アジアを中心に政府機関、主要大学、グローバル企業、スタートアップとコラボレーションし、人材と企業の可能性を最大化する事業を展開している。
今回の提携は、日本国内・国外の優秀なITエンジニアやシステムデザイナー、データアナリストの発掘の支援を目的としたもの。ヴァリューズではアンロックデザインに向け、経営・イベント集客の支援なども実施していく。
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