アイリッジは、同社が提供するファン育成プラットフォーム「FANSHIP」において、トレジャーデータのカスタマーデータプラットフォーム「Treasure Data CDP」と連携を開始した。
「FANSHIP」は、顧客を優良顧客へと育成し、売上・利益を最大化するプラットフォーム。具体的には、顧客のオンライン・オフラインの行動履歴や、CRMデータを取得・分析。結び付きの強さ(ファンレベル)ごとにセグメンテーションし、顧客一人ひとりに合ったコミュニケーションを実現する。
一方「Treasure Data CDP」は、Webサイトのデータや実店舗のデータなどさまざまなデータを収集・分析できるクラウドサービス。組織全体のデータを一つに統合することで、ビジネスを加速させる原動力である深い顧客理解を可能にする。
今回の連携により、「FANSHIP」利用企業は「FANSHIP」で取得したデータと「Treasure Data CDP」上に蓄積された多様なデータソースを掛け合わせた分析が可能に。これにより、新たなSDKを導入することなく、アプリマーケティングが行える。また、「FANSHIP」で取得したユーザー属性やアプリ内行動情報と、「Treasure Data CDP」上のWeb閲覧履歴や購買履歴などに基づきセグメントを作成することで、それぞれに合わせたプッシュ通知、アプリ内メッセージなどの施策が実現できる。
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