Taboolaは、2025年7月4日にマーケティングプラットフォーム「Realize(リアライズ)」に新機能「Predictive Audiences(プレディクティブ・オーディエンス)」の追加を公表した。Predictive Audiencesは、AIによって高コンバージョンが見込まれる潜在的なターゲット層の発見とスケーラブルなリーチを可能にする技術である。
Predictive Audiencesは、広告主の1st partyコンバージョンデータとRealize独自データを組み合わせ、Taboolaネットワーク全体でAIによるユーザーセグメントを生成。これにより効率的な顧客獲得を実現する。
主な特長として、行動ベースでユーザーを特定。リード獲得や購入などの行動をもとに類似ユーザー拡張をAIが担う。また、1st partyデータとTaboolaのAIによる高効率ターゲティングにより、プライバシー保護を維持しながら高コンバージョンユーザーを狙ったリーチができる。さらに、キャンペーン目標に合わせてオーディエンスサイズを柔軟に調整できるため、案件ごとにリーチ拡大と絞り込みの両立が図れる。
既に、同機能を利用した週次広告費は約3倍に増加している。また、同機能の導入により、一部の広告主ではRealizeへの年間出稿額を前年比で約40%増加させる中で、コンバージョンを最大270%向上させ、CPAの変動も最小化されているという。
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