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松竹グループが映画資産のネット活用を本格化、「松竹ONLINE」で小津作品や「男はつらいよ」を配信

 松竹グループは、劇場、DVD、地上波や有料放送などに加えて、配信市場における収益の拡大を目指し、5月下旬に「松竹ONLINE」を開設。子会社の衛星劇場の運営によって、ユーザーの集客から自社サイトでのコンテンツの販売・課金までを行う。

 「松竹ONLINE」では、「男はつらいよ」などネット配信では初公開となる作品をはじめ、小津安二郎監督の「晩春」「秋刀魚の味」、木下惠介監督の「二十四の瞳」など、松竹映画の数々を厳選して配信。2000本を超える映画資産を抱える松竹は、人気の俳優や監督・著名人などによる名作紹介コンテンツやSNSなどを提供し、映像資産の活性化をねらう。

 サービス開始は5月21日を予定しており、初年度のリリースは約200本。毎月10~20本程度追加していく。作品の購入方法は2つあり、「単品コース」では、一作品につき7日間視聴可能で料金は367円。また、1,050円の定額制で提供する「月額コース」では、映画監督や俳優、著名人によるお薦めの映画(毎週更新)を視聴することができる。月額コースでは、映画鑑賞券の割引、試写会招待、映画撮影所見学などの特典の提供も予定している。

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2008/05/08 12:15 https://markezine.jp/article/detail/3553

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