SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第99号(2024年3月号)
特集「人と組織を強くするマーケターのリスキリング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

トレタとダイヤモンドダイニングが共同で「焼鳥IPPON」を開発、個人注文・個人会計など新しいCX提供

 飲食店向け予約/顧客台帳サービス開発・販売のトレタとダイヤモンドダイニングは、DX業態「焼鳥IPPON」を開発、2021年9月1日(水)にオープンする。

 通常、外食企業が業態を開発してから、IT企業にシステムを発注するのが一般的だが、「焼鳥IPPON」は両社のメンバーで構成された新規業態開発チームが、デジタル技術を前提として、ゼロベースで開発された。

 これにより、顧客一人ひとりに寄り添ったきめ細かなサービス提供を実現するとともに、大幅な業務の合理化がなされ、約4割のホール業務が削減された。

 具体的には、店内モバイルオーダーシステム「トレタO/X(トレタオーエックス)」を採用。グループ客でも各人がスマホを利用し、食べたいメニューを自身でオーダーする「個人注文」方式をとっている。同システムでは焼鳥の部位や味付けなどを自分好みにアレンジも可能。

ドリンクもアルコール濃度などを自分好みに設定して注文できる
ドリンクもアルコール濃度などを自分好みに設定して注文できる

 また、同システムを利用することでオンラインでのキャッシュレスな個人会計を実現。会計の待ち時間やワリカンも不要となる。加えて、先に帰る人がそれまでの注文分をまとめて支払ったり、同行者を指定して、その人の分だけ支払ったりする「指名おごり」という新しい支払い方法も導入される。

 価格も、店舗の混雑状況(予約状況や混雑予測)などのデータをもとに、その時々に応じた最適な価格を自動でトレタO/Xのメニュー上に表示するダイナミックプライシング(DP)を採用。これにより、来店需要が平準化され、効率的な人員配置や無駄のない仕入れが可能となる。

 なお、データの蓄積が少ないオープン当初は、ダイヤモンドダイニングが保有する既存店の来店データに基づき、曜日・時間帯別に4段階の価格を表示する。

 「焼鳥IPPON」では予約から来店、オーダー、料理提供、会計までを顧客体験と位置付け、すべての顧客接点をデジタルでスムーズにつないでいくことで、なめらかな顧客体験を目指す。

【関連記事】
凸版印刷とトレタ、飲食店向けDX事業で協業 フードデリバリー領域における新たなサービスを開発
博報堂プロダクツとSTRATACACHE、リアル店舗の買物体験向上を実現するソリューションを展開
favy、サブスクを活用した店舗DX・OMO事業の支援サービスを提供 立ち上げから販促までをカバー
チェーン店向け支援ツール「ローカルミエルカ」、Googleマイビジネスと店舗ブログを連携可能に
コネクトム、多店舗展開の飲食店事業者に「toSTORE Local Search.」を3か月無償提供

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2021/08/25 17:30 https://markezine.jp/article/detail/37122

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング