マーケティング動向調査のアンケートはお済みですか?
2019年、2020年に続きMarkeZineは「マーケティング最新動向調査」を実施しています。日本のマーケティングの最前線に立つMarkeZine読者の皆さまのお声を調査・分析し、その結果をwebや定期誌の記事、より詳細な調査資料でご共有していきたいと思います。ぜひ、アンケート調査にご協力いただけますと幸いです。
『マーケティングの課題とデジタル活用に関するアンケート調査』
・実施期間:2021年8月23日~9月30日
・回答者特典
希望者全員:調査資料刊行前に調査サマリー(PDF版)をご提供
抽選で20名様:Amazonギフト券5,000円分をプレゼント
※1.本調査は【株式会社翔泳社】による提供です。本調査についてのお問い合わせはAmazonではお受けしておりません。support@markezine.jpまでお願いいたします。
※2. AmazonはAmazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。
※3.回答はお一人様一回です。
2020年コロナ禍がマーケティング活動に与えた変化とは
ここからは昨年実施した調査から、コロナ禍がマーケティング活動に与えた影響をご紹介します。調査の結果「販売チャネルのオンライン化」が最も多い変化である一方、「特に変化はない」の回答も多く見られました。また、売上規模やビジネス形態によっても、変化したマーケティングに違いが見られることがわかりました。
コロナ禍でマーケティングは変わった?
コロナ禍がマーケティング活動にどのような影響を与えたのかを複数回答で聞いたところ、最も多いのは「重視する販売チャネルがリアルからオンラインへと変わった」の27.1%で、「製品・サービスの訴求内容を変えた」「広告出稿する媒体を見直した」が続きました。また、「特に変化はない」は25.6%でした。
売上規模によって変化に違い
売上規模別にコロナウイルス感染拡大によるマーケティング活動の変化を見ると、「特に変化はない」という回答の割合は売上規模が小さいほど高く、「売上高10億円未満」では33.9%、「売上高1,000億円以上」では18.0%となりました。
全体での変化のトップ3は「重視する販売チャネルがリアルからオンラインへと変わった」「製品・サービスの訴求内容を変えた」「広告出稿する媒体を見直した」の順ですが、「売上高1,000億円以上」では「広告出稿する媒体を見直した」が2位となっています。
一方、「売上高10億円未満」では「新製品・新サービスを始めた」が20.3%とすべての売上規模の中で最も高くなっており、危機的状況の中でビジネスチャンスをつかむ機動力を感じさせる結果となりました。
BtoB、BtoCに見る傾向
コロナ禍がマーケティング活動にどのような変化をもたらしたかについて、ビジネス形態別に見ると、「重視する販売チャネルがリアルからオンラインへと変わった」はBtoBがBtoCを7.1ポイント上回りました。
「製品・サービスの訴求内容を変えた」「広告出稿する媒体を見直した」はBtoCがBtoBを4.7ポイント、10.4ポイントそれぞれ上回っている結果となりました。
個人への影響「売上高10億円以上100億円未満」が最も高い
コロナ禍がマーケティング担当者レベルにはどのような変化を及ぼしたかについて複数回答で聞いたところ、「デジタルの知識やスキルがより求められるようになった」が4割超で突出していました。リアルな接点が失われた状況の中で、デジタル施策にシフトせざるをえなかった企業が多かったことをうかがわせる結果です。一方「特に変化はない」は34.7%でした。
売上規模別に見ると、「売上高10億円以上100億円未満」で「デジタルの知識やスキルがより求められるようになった」50.0%、「他部署との連携が増えた」30.2%、「担当業務が増えた」26.7%となり、すべての売上規模の中で最も高くなっている事がわかりました。
2021年、御社のマーケティング活動はどのように変化しましたか? ご回答フォームより教えていただけましたら幸いです。アンケートにご協力いただいた皆様には、今回の調査結果のサマリー(PDF)をお届けします!