アドビは2021年11月12日(金)BtoBビジネス向けの顧客データプラットフォーム「Real-Time CDP B2B Edition」を国内において提供開始した。
同プラットフォームでは、アドビあるいはアドビ以外のソリューションをソースにした個人アカウント(電子メールアドレスや購買習慣など)および法人アカウントに関する複数系統のファーストパーティデータ(勤務先に関連する取引案件など)を単一のビューに統合。これによりBtoB/BtoC両方のビジネスを展開する企業は、BtoCタイプの個人プロファイル、BtoBタイプの個人プロファイル、あるいは両方のデータを内包する1つのプロファイルを作成できる。
さらに今回、消費者とビジネスプロフェッショナルの両方をターゲットとする企業向けに、顧客プロファイルを統一して活用するための「B2P(Business-to-Person)版」も発表。これにより、企業は消費者としての顧客がビジネス取引の顧客と同一人物であることが初めて把握できるようになり、どちらかまたは両方のコンテキストに基づいて顧客体験を作成できるようになる。
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