ドーモは、LINE公式アカウントと連携を可能とするコネクター「Domo Japan Connector for LINE(Messaging API)」を開発。提供を開始した。
これにより、LINE公式アカウントのメッセージの送信数、友だち数、友だちの属性情報に基づく統計情報を取得できるようになった。自社で複数のLINE公式アカウントを持っているデジタルマーケティングや、ソーシャルメディア担当者は、スピーディにリアルタイムデータを取集・統合できるようになる。
また、他のマーケティングキャンペーンデータと組み合わせ、期間・地域を指定することで、効果的なキャンペーンを特定することも可能。さらに、フォロワー数の傾向や統計情報の割合を算出することで、最適なアプローチ方法やコンテンツ提供ができ、ソーシャルマーケティング活動のROI最大化に貢献する。
顧客エンゲージメントを重要視している企業にとって、Twitter、Facebook、InstagramなどのSNSに加え、コミュニケーションアプリを通じてダイレクトに顧客との接点を持ち、顧客ごとに最適なアプローチ方法を見出すためのリアルタイムデータ活用のニーズは高まっている。一方、同社の企業向けクラウドサービス「Domo」は、LINE公式アカウントと連携できるコネクターがなかったため、開発を望む声が多く寄せられていた。
花王株式会社 DX戦略推進センター カスタマーアナリティクス室長の佐藤満紀氏は「LINEは日本人のインフラ、ビジネスの視点でも重要な顧客接点の1つで、多くの企業がビジネスのグロースのために必要なチャネルと考えているのではないでしょうか。このAPIコネクターを利用すれば、LINEを通じた企業のアクションとお客様のリアクションを時系列で適切に捉えることができ、データドリブンなLINE活用が期待できます」とコメントを出している。
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