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販売金額が前年から最も伸長したのは「オートミール」/「酔い止め」などが回復傾向に【インテージ調査】

 インテージは「SRI+(全国小売店パネル調査)」の販売データを基に、推定販売金額の伸びから日用消費財の中で何がより売れたかを振り返る「2021年、売れたものランキング」を発表した。

1位の「オートミール」は女性の購入率が2年前の約10倍に

 販売金額の前年同期比増加率で1位となったのは「オートミール(291%)」。2位の「麦芽飲料(182%)」や4位の「プロテイン粉末(131%)」も続伸した。

 オートミールの性年代別購入率の推移を見ると、各年の1~10月に1回以上同商品を買った割合を示す「購入率」が男女ともに急上昇。特に女性では2年前の約10倍にまで数字が伸びた。

ワクチン接種時の副反応対策で「解熱鎮痛剤」の需要が拡大

 7位の「解熱鎮痛剤(121%)」は、新型コロナウイルスのワクチン接種時の副反応対策として需要が拡大。2021年の5月から65歳以上の高齢者へのワクチン接種が優先して進められたことにより、65~79歳の解熱鎮痛剤の購入金額は前年比で322%まで伸長した。

外出機会の増加にともない「鎮暈剤」などの販売金額が回復傾向に

 めまいなどの症状を抑え、酔い止めも含む「鎮暈剤(ちんうんざい)」は、旅行が敬遠された2020年にコロナ禍以前の約半分まで落ち込んでいたが、2021年は14位で前年比111%まで伸長。15位の「テーピング」や12位の「鼻炎治療剤」も、2020年と比べて屋外での運動機会や外出機会が増えている影響から回復傾向を見せた。

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2021/12/08 13:45 https://markezine.jp/article/detail/37926

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