朝日広告社は、SDGsをはじめとする「14のサステナブルキーワード」などを基に「ウェルビーイングに関する調査」を実施した。
認知率・理解率ともに高い「SDGs」
14のサステナブルキーワードの認知状況を調べたところ「SDGs」の認知率が84.2%で最も高く、「内容まで知っている」と回答した人の割合も4割を超える結果に。2位以降は「ダイバーシティ(80.1%)」「地方創生(78.8%)」が続いた。
約6割が普段の生活を「幸せだと思う」
「あなたの普段の生活は幸せだと思いますか」という質問に対し、「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した人の合計は66.2%だった。
また、性年代別に見ると「女性40代(61.5%)」「男性40代(57.0%)」「男性50代(56.5%)」の順に数値が高かった。
幸せの阻害要因トップは「将来への不安」
普段の生活において「幸せ」を阻害しているものについて聞いたところ、「将来への不安があること(36.8%)」が最も高く、次いで「収入が少ない・不安定なこと(34.6%)」「精神的なストレスがあること(31.2%)」がランクイン。性年代別に見ると「女性30代」が経済的な項目をはじめ、多くの項目で数値が高かった。
【調査概要】
目的:日本における生活者のウェルビーイングに関する状況を把握し、一人一人の“よりよく生きる”に貢献する活動やその支援を行う際の参考とする。
対象:全国20歳~69歳の男女2,000名
手法:インターネット調査
時期:2021年11月8日(月)~2021年11月9日(火)
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