サイカは、UN Women(国連女性機関)が主導する「Unstereotype Alliance(アンステレオタイプアライアンス)」の日本支部に加盟した。
2017年にカンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバルにて発足したアンステレオタイプアライアンスは、UN Womenが主導する、メディアと広告によってジェンダー平等を推進し有害なステレオタイプ(固定観念)を撤廃するための世界的な取り組みを指す。2020年5月に日本支部が設立された。
企業の広告活動がポジティブな変革を起こし、社会から有害なステレオタイプを撤廃することを目的とし、持続可能な開発目標(SDGs)、特にジェンダー平等と女性・女児のエンパワーメント(SDGs 5)の達成を目指している。
サイカはこれまで、独自のデータサイエンス技術により、適正かつ定量的に広告を評価する手段と、透明性の高い広告取り引きの仕組みを提供してきた。同社はアンステレオタイプアライアンス日本支部に加盟し、広告業界にデータサイエンスの力で情報や資本が適正に流通する構造をつくることで、企業だけでなく社会にとって広告をより価値あるものにしていくことを目指す。
今後同社はデータサイエンスカンパニーとして、有害なステレオタイプの有無が広告効果に与える影響を検証し可視化するなど、広告効果測定の技術を活用してアンステレオタイプアライアンスの取り組みに貢献していく。
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