MarkeZineは、2022年3月9日(水)~3月10日(木)の2日間にわたり、「MarkeZine Day 2022 Spring」をオンラインで開催する。本記事では、その中からおすすめのセッションをピックアップして紹介する。
「おもてなし」をどうデジタル化するか。三越伊勢丹のCX戦略
3月10日(木)10時00分からスタートのセッション『三越伊勢丹のCX戦略 おもてなしをデジタル化するには?』には、三越伊勢丹 MD統括部 オンラインクリエイショングループ デジタルサービス運営部の升森一宏氏が登壇。同社がデジタルの業務をどのように現場へと浸透させているのか、また今後どのような顧客体験を目指すのかを共有する。
三越伊勢丹では2020年の緊急事態宣言中からリモートでの接客に着手し、2020年11月に自社オリジナルのオンライン接客アプリ「三越伊勢丹リモートショッピングアプリ」をリリース。接客力をはじめとする「人の強み」を活かしながら、オンラインにおける顧客との接点を拡大し、オンラインとオフラインをシームレスなサービスでつないできた。
「お客様一人ひとりとつながる仕組みの構築」を目標に掲げる同社の事例から、店舗のデジタル化やCX価値向上に取り組むマーケターにとって、ヒントが得られるセッションだ。
より深い顧客理解と体験のために。オンオフの顧客データへの考え方
同日10時50分からのセッション『顧客を深く理解して、様々な形でつながり続けるために意識するべきオンライン・オフラインデータの考え方』では、セールスフォース・ジャパンの美濃貴行氏が登壇。オンライン・オフラインを問わずに、重要な顧客データの活用と顧客体験の作り方について解説する。
日々刻々と顧客が変化し続ける中、企業にとって重要となるのは顧客との関係の維持・向上だ。一方、美濃氏は「オンラインとオフラインの接点を行き来する顧客にとって、どこの接点であるかの意識はなく、常にブランドと関係を持っている」と述べる。
様々な接点から収集された情報から理解を深め、パーソナルなコミュニケーションを行うことが求められる今、企業はどのように関係構築を進めるべきなのだろうか? 本セッションでは、テクノロジーを駆使した顧客データの活用と顧客体験の作り方を伝える。
コロナ禍で大きく変化。AIチャットボットマーケティング
続く11時40分開始の『ニューノーマル時代に加速するAIチャットボットマーケティング』は、新型コロナウィルスの影響で大きく変化している、チャットボットを活用したマーケティングが学べるセッションです。
講師は、AIチャットボット業界のパイオニア企業であるチャットプラスで代表取締役を務める西田省人氏。あらゆるチャットボットの知見が集まるという同社を設立から率いてきた人物だ。本セッションでは、チャットプラスが保有するAIチャットボットを用いた、最先端のマーケティング手法と最新の活用方法について解説する。
【開催概要】
イベント名称:MarkeZine Day 2022 Spring
日時:2021年3月9日(水)10:00~18:10
2021年3月10日(木)10:00~18:10
会場:オンライン開催
参加費:無料(事前登録制)