テテマーチは「SNSの縦型動画に関する意識」についてのアンケート調査を実施した。
調査結果サマリー
Instagramは2020年8月に「Reels」、YouTube は2021年9月に「shorts」がリリースされ、ユーザーの縦型動画に対する注目は年々高まりを見せている。同調査では各プラットフォームの変化に合わせ、多くのユーザーが縦型動画を視聴している結果となった。
今後もこの縦型動画を好んで視聴するユーザーは拡大することが予想でき、企業はプラットフォームの特性を理解したうえでプロモーションを実施することで、成果に結びつきやすくなるという結果となった。
最もよく見るSNSの縦型動画は、「YouTube(shorts)」が43.0%で1位。次いで「Instagram(Reels)」が35.7%、「Twitter」が9.3%となった。縦型短尺動画を「見たことがない」が30.3%で、約70%は「見たことがある」という結果となり、多くのユーザーが縦型動画を視聴していることがわかった。また男性・女性で視聴しているプラットフォームに違いがみられ、男性の1位は「YouTube(shorts)」、女性の1位は「Instagram(Reels)」という結果となった。
休日の縦型動画の平均視聴時間は、「5分未満」が41.3%で1位、「5分以上30分未満」が23.0%で2位、「30分以上1時間未満」が15.3%で3位。しかし「1時間以上」の回答を合わせると20.3%となり、中でも20代女性と30代男性は「3時間以上」がともに10%という結果で、長長時間視聴しているユーザーも多いことがわかった。
商品やサービス紹介のための“プロモーション目的の縦型動画”を見た際の行動について、「見る」が71.7%で多くのユーザーがプロモーション目的の縦型動画をスキップせずに視聴していることがわかった。
縦型動画で紹介された商品やサービスを購入したことについて「数回ある」が30.6%、「何度もある」が10.0%、「一度だけある」が7.2%という結果となり、47.8%が購入したことがあることがわかった。また、「購入したことがある」の回答は、男性が52.7%、女性が42.5%となり、男性のほうがプロモーション目的の縦型動画を見て商品やサービスを購入している割合が高い結果となった。
【調査概要】
表題:SNSの縦型動画に関する意識調査
調査対象: 20代/30代/40代の男女
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年8月8日~2022年8月10日
調査人数:男性150名、女性150名の計300名(20代100名、30代100名、40代100名)
調査エリア:首都圏
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