ドコモは6月23日から、iモードポータルサイト「iMenu」の「メニューリスト」の第2階層に含まれる一部ジャンルの公式サイト表示を、コンテンツ提供事業者による入札に基づくスポンサー表示に変更する。対象ジャンルは、「メニューリスト」の第2階層にある、「働く/住む/学ぶ」「着うたフル」「着うた/着モーション」「着信メロディ/カラオケ」「メロディコール」「待受画面/フレーム」「ゲーム」「占い/診断」「コミック/書籍」「デコメール」の10ジャンル。
一方、対象ジャンル以外のランキングサイト、および対象ジャンルの第3階層は、従来どおり利用者数によるランキング表示となる。この違いを利用者が認識できるよう、対象10ジャンルの第2階層ページの上部には「このページに掲載されているサイトはスポンサーサイトです。」という注意書きが表示され、それ以外のページには「このページは利用者数順に掲載しています。」と表示される。
今回のメニュー表示の変更について、ドコモには人気サイトが固定化する傾向を打破する意図もあるようだ。メニュー自体を広告商品とした試みは、6月23日の朝9時頃からスタートする。
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【お詫びと訂正】
記事公開当初、見出しが「ドコモ、iメニューのスポンサー表示制が来週スタート」となっておりました。お詫びして訂正いたします。