SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第100号(2024年4月号)
特集「24社に聞く、経営構想におけるマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

SDGsの認知がついに9割超え/ESGへの取り組み、最も認知しているのは20代【電通PR調査】

 電通PRコンサルティングの企業広報戦略研究所は、「2022年度ESG/SDGsに関する意識調査」を実施した。

 以下、一部内容を紹介する。

90%以上がSDGsを知っていると回答

 まず、SDGsの認知状況について調査した。その結果、SDGsを知っている(「詳しく知っている」「聞いたことはある」の合計)と回答した人は91.3%にのぼった。中でも、「詳しく知っている」と回答した人は2021年から約10ポイント増の40.3%となった。

 SDGsの17目標のうち関心のある目標を尋ねると、2年連続で「すべての人に健康と福祉を」が1位だった。2位は「貧困をなくそう」、3位は「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」という順位になった。

ESGに積極的だと感じる業界は「損保・生保・商社」

 次に、ESG(環境Environment、社会Social、ガバナンスGovernance)を知っているかを尋ねたところ、「詳しく知っている」「聞いたことはある」と回答した生活者が37.9%となった。

 また同調査はESGの24項目を設定し、生活者が「積極的に取り組んでいる」と感じる企業のESGアクション「ESGレピュテーション(評判)」を測定。このESGレピュテーションを業界別で見ると、1位は「損保・生保・商社」業界(11,787ポイント)だった。ESGの構成比は、「G:ガバナンス」の割合が37.8%と最も高かった。

クリックして拡大

企業のESG活動の認知、「環境」「社会」が上位

 続いて、生活者が認知している企業のESG24項目を調べた。その結果、1位は「S:社会」の「多様な生活者に配慮した商品・サービス・事業の展開(27.2%)」であり、「E:環境」および「S:社会」が上位5項目を占めた。

クリックして拡大

20代が最も企業のESG活動を認知

 ESG24項目のうち、全体上位5項目に焦点を当て、年代別で「積極的に取り組んでいる」と感じる項目の認知状況の違いを調査した。その結果、20代は全項目で最も高い数値だった。

クリックして拡大

メディアの番組・記事が大きな情報源に

 企業のESGに関する取り組みを知った情報源を調べると、1位は「テレビ番組(22.0%)」だった。また情報源をカテゴリー別に見てみると、「メディアの番組・記事」が最も高く34.7%だった。

クリックして拡大

ESG活動の認知後、17%がサイトを閲覧

 企業のESGやSDGsの取り組みを認知し、行動変容したかについても聞いた。すると、43.8%が何かしらの行動を取ったと回答した。

  また企業の取り組みを認知した生活者が、具体的にどのような行動を取ったかを尋ねた。結果、1位が「その企業や、商品・サービスのウェブサイトを閲覧した(17.0%)」、2位は「その企業や、商品・サービスの評判を検索サイトで調べた(9.7%)」および「その企業の商品やサービスを購入または利用した(9.7%)」だった。

クリックして拡大

【調査概要】
調査対象:全国の20~69歳の男女 計10,000人※20業界(200社)のいずれかに魅力を感じている人(各業界500人)
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年7月22日(金)~7月29日(金)

【関連記事】
企業の魅力、27%が「商品・サービスを購入して」実感/魅力認知後に7割以上が行動【電通PR調査】
広報は話題作りから価値づくりへ「第5回企業広報力調査」発表【電通PRコンサルティング調査】
企業に魅力を感じる要因、「リアルで知った」が約7割【電通PR調査】
自社に対する信頼・愛着・誇り、社員の約半数が欠如/「貢献したい」社員は6割超【電通PR調査】
電通PR、電通PRコンサルティングに社名変更

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2022/11/11 15:00 https://markezine.jp/article/detail/40553

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング