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企業に魅力を感じる要因、「リアルで知った」が約7割【電通PR調査】

 電通パブリックリレーションズの企業広報戦略研究所は、「第6回魅力度ブランディング調査」の結果を公開した。

 同調査は、生活者が感じる企業のコーポレートブランドを構成する魅力を「人的魅力」「財務的魅力」「商品的魅力」に分類。それぞれで重視すべき6領域12項目を定め、企業の“魅力”を分析したものだ。

企業の魅力を感じる項目1位は「ビジョンを掲げ、業界をけん引している」で6年連続

 生活者1万人が対象企業200社に対して3つの魅力について集計したところ、最も多かった魅力が「人的魅力」で全体の38.2%に。次いで「商品的魅力(34.1%)」、最後が「財務的魅力(27.6%)」であった。

 3つの魅力の内訳を見ると、生活者が企業に対して感じた魅力項目のランキングでは、TOP5が3年連続で同じ項目であった。さらに、同調査の開始以来6年連続で「ビジョンを掲げ、業界をけん引している(49.8%)」が第1位となった。

 ビジョンやリーダーシップなどの非財務情報が“魅力ある企業”のカギになることは普遍的であると言えそうだ。

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 36項目全体で見た変化を2018年と比較し、ランキング化した。結果、「社会の発展や社会課題の解決(SDGsなど)に貢献している」では6ランク、「熱心なファンが多い商品・サービスを提供している」では、4ランク上昇した。「社会の発展や社会課題の解決に貢献」が上昇していることから、昨今注目度が高まっているSDGsの取り組みをしている企業は、その魅力が評価されるようになってきていることがうかがえる。

 また「熱心なファンが多い商品・サービス」が上昇していることから、企業と顧客とのエンゲージメントを強化することの重要性が増していることがわかる。企業広報を考える上で、顧客エンゲージメントを強化することや社会課題解決にどう取り組み、一般生活者に見せていくかが重要になってくると予想されると同調査は指摘した。

 一方で「まじめで、信頼できる社員がいる」「健全で開かれた経営(ガバナンスなど)をしている」は5ランク以上順位を下げていた。

2018年と比べ、「SDGsの貢献」「熱心なファンが多い」点が重要に

 生活者が企業に対して感じた魅力項目の合計ポイント数を業界別で見ると、1位「海外自動車・自動車関連部品(17,272ポイント)」、2位「飲料(16,916ポイント)」であった。

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 「飲料」は2019年には1位だったものの、2020年で8位とランキングを下げていたが、2021年は2位と大きく上昇した。

 一方、「情報通信・コミュニケーション」は3位から15位とランキングを大きく下げた。2019年のコロナ前と比べても10位から5つ順位を落とした。

企業の魅力は「リアルで知った」が約7割

 「企業の魅力をどのようなところで見聞きしたか」を聞いた。トップ5の順位は1位「商品・サービスを購入して(39.7%)」、2位「テレビ番組(19.0%)」、3位「商品・サービスを試して(18.3%)」、4位「社員・店員などを通して(15.4%)」、5位「テレビCM(15.3%)」となった。

 リアルを選択した人は68.6%と約7割に上った。中でも「商品・サービスを購入して」は、約4割が魅力を感じた情報源として回答。次いでメディアの番組・記事(33.7%)となった。

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左:企業の魅力を感じた情報源
右:企業の魅力を感じた情報源 カテゴリー別
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 メディアの番組・記事では「テレビ番組」、ソーシャルメディアでは「ウェブ上の動画・ライブ配信」、オウンドメディアでは「企業ウェブサイト(商品・サービスブランドページ)」、メディアの広告では「テレビCM」が最も高い結果であった。

 性年代別に見ると、男性20代は「ソーシャルメディア」が他の性年代よりも高く、男性60代は「メディアの番組・記事」、「オウンドメディア」が高いことがわかった。

 女性20代は「リアル」が他の性年代と比べて高く、女性60代は「メディアの広告」が高かった。また、女性20~40代は、「メディアの番組・記事」が魅力を感じた情報源である率が低い特徴があった。

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企業の魅力認知後、アクションを起こした生活者は7割以上

 企業の最も魅力に感じる項目を認識した結果、何か行動をとったか調査した。結果、「特になし」を除いた70.8%が何かしらのアクションを起こしたことがわかった。この結果は昨年に引き続き、7割以上の高い水準となっている。

 最も多かったのは「企業の商品やサービスを購入または利用した(26.4%)」、次いで「企業や、商品・サービスのウェブサイトを閲覧した(26.0%)」、3位「家族や友人に話をした」(18.5%)であった。

 昨年と比べて1位・2位は入れ替わったが、TOP3の項目に変更はなかった。企業に魅力を感じた結果、4人に1人以上の人が「商品やサービスを購入・利用」し、「ウェブサイトを閲覧」し、約5人に1人が、「周囲の人に伝える」という行動をとっている。

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魅力認知後のアクション(クリック/タップで拡大)

 魅力認知後のアクションを性年代別で見ると、「商品やサービスの購入または利用(全体1位26.4%)」では、満遍なくどの性年代でも行われている。一方、「ウェブサイトを閲覧」は、男性20代(32.1%)、30代(33.6%)が高かった。また3位「家族や友人に話した」は女性の50代(23.6%)、60代(26.7%)が高く、約4人に1人は周囲に話していることがわかった。

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左:魅力を感じた企業の商品やサービスの購入または利用した
中央:魅力を感じた企業や、商品・サービスのウェブサイトを閲覧した
右:家族や友人・知人とシェアした・話をした
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【調査概要】
調査主体:電通パブリックリレーションズ 企業広報戦略研究所
調査対象:全国の20~69歳の男女 計10,000人
調査方法:インターネット
調査期間:2021年6月23日~30日
設問内容:魅力を感じる業界、魅力を感じる企業、魅力を感じた要素、魅力を感じた情報源、企業イメージなど
調査対象企業:20業界200社(業界ごとに500人ずつで調査)

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2021/09/28 18:45 https://markezine.jp/article/detail/37345

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