※本記事は、2022年11月25日刊行の『MarkeZine』(雑誌)83号に掲載したものです。
3,500人のネットワークで中国向けマーケを支援
アライドアーキテクツで中国進出支援事業を展開するクロスボーダーカンパニーは、独自に構築する在日中国人コミュニティ「BoJapan」が設立4周年を迎え、中国SNS向けUGC・コンテンツクリエイターからKOC、ソーシャルバイヤーまで、3,500人を超えるUGCクリエイターネットワークに拡大したことを発表した。
同サービスは2018年9月に設立した、在日中国人コミュニティ。発足当時から、商品モニターやイベントへの参加を通して商品・サービスを体験し「簡体字」でのUGCを生成。中国SNSに発信することで、日本企業の中国向けマーケティング施策に起用されてきた。4年間で商品レビューや体験レポート、画像撮影、動画制作など様々なタイプのUGCを生成し、現在、Weibo、WeChat、RED、Douyin、大衆点評に発信が可能。
現在は動画投稿を含む、商品モニター、店舗体験、ライブコマース、テストマーケティングや商品開発・企画に活用できる調査・座談会といったEC・インバウンド施策向けマーケティングサービスを提供している。
ECで長野県須坂市のレンタサイクルを支援
イオングループであるイオン・シグナ・スポーツ・ユナイテッドは、スポーツバイクEC専門ショップ「Probikeshop」において、長野県須坂市観光協会が提供するレンタサイクルプランの支援を開始した。
同社は、レンタサイクルのマーケティング・商品提供・アフターサービスにおいてサポート。須坂市の地域コミュニティ形成および観光客誘致に向けた取り組みを共同で行っていく。
楽天の顧客基盤を活用して広告を配信
楽天グループ(以下、楽天)は広告運用の実績をダッシュボード上で確認・分析できる運用型広告プラットフォーム「RMP-Connect」の提供を開始した。
今回提供を開始したプラットフォームでは、1億以上(2022年6月時点)の楽天会員からなる顧客基盤を活用し、性別や年齢などの属性に加え「楽天市場」での購買実績なども含めた消費行動分析データに基づく広告配信を可能にする。
今後、広告会社や広告主自身で配信先の設定、配信、効果測定などの運用・改善ができるよう機能を拡大する予定。また、国内外のSNSや動画配信プラットフォーム、検索エンジン、DSP、SSPの接続先メディアなどへの広告配信も可能とする方針だ。
昔の駅の案内表示を屋外広告に活用
TBWA HAKUHODOは、Jリーグクラブである横浜F・マリノスの屋外広告「パタパタ順位表(正式名称・反転フラップ式J1順位案内表示装置)」を企画・制作した。
同広告は、本拠地・日産スタジアムの最寄駅であるJR新横浜駅に設置され、かつて駅の案内表示に使用されていた反転フラップ式表示装置を採用。ホームタウンである横浜エリアでは京浜急行電鉄の京急線で親しまれた「パタパタ発車案内装置」が2022年2月に引退しており、地元のファン・サポーターに親しまれる広告を目指す。